ブリストル・マイヤーズ株式会社

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MRノート

 ビジネス 市販後調査 育成体制領域別編成キーパーソン

専門性の高いMR活動を可能にする独自の薬効別、領域別チーム編成。

がん、感染症などに重点をおいた活動

日本の大手製薬企業では、所属するMRの担当先を医療機関の規模別に割り振っているケースが多くみられます。一般的なのは、大学病院や大規模公立病院などのHP(Hospital)担当と開業医、中小病院などのGP(General Practicioner)担当に分けるものです。それぞれ、医師のニーズなどが異なるため、担当を分けたほうが効率的なプロモーション活動を展開できるためです。 当社でも、従来はHP・GP別の組織体制をとってきました。しかし、会社の主力製品群、将来の製品パイプラインの強みを出すために、2005年より抗がん剤部門(現在の腫瘍・免疫部門)と新薬部門の2部門制を導入し、白血病を含むがん疾患領域、B型肝炎やHIVを含む感染症、リウマチ性疾患などの免疫疾患などの領域に焦点をあてたプロモーション活動を展開しています。

専門MRの育成が課題

当社が主に扱っている抗がん剤、B型肝炎治療薬および白血病治療薬などは、専門性の高い疾患領域治療薬です。それだけに、MRの情報提供活動と副作用情報収集活動に対する役割は極めて重要になります。
当社は、MRをそれらの専門の国内や海外の学会に出席させたり、専門医を社内勉強会の講師に招くなどしてMRの専門知識のレベルアップに力を入れております。

企業の代表として担当エリアをカバー

当社では、MRはそれぞれ担当する医療施設やエリアを1人でカバーしています。新薬部門のMRであれば、いくつかの市町村にまたがる二次医療圏を任され、そこにある病院と開業医すべてが情報提供とプロモーションの対象となります。 MRは毎日基本的に、自宅から直行し直帰しています。「持ち車制度」によって車両費、ガソリン代、駐車場代などが会社から援助され、マイカーを営業車として使用することができます。 事務所へは、週に1回程度出向き経費の清算や営業会議、教育研修などを行います。MRは自己管理が求められる職種です。会社からのさまざまなサポートがあるとはいえ、日常の行動スケジュールから全て、自らが立案し実行していかなければなりません。

MRを支える先進の営業支援システム

当社はMRの情報提供活動をバックアップするため、MR全員へのラップトップPCを配備し、BEACON(活動を導く灯台という意味で命名)システムを導入しています。このシステムの最も重要な機能の1つに「ターゲティングシステム」があります。これは、病院の対象患者数、診療科、使用対抗品などのPotential Dataと売上額から自動計算されるプロダクト・レイティングと、医薬品の採用権限、購入権限、治療方針の決定権等の情報からそのドクターへの標準的な面談回数が決まります。これを基に、MRと上司が討議し、より効果的な面談回数の設定を可能にしました。BEACONシステムは、この他にも日常活動に必要な業務処理、例えば週間行動予定・活動報告書・営業実績の把握・旅費精算の作成を支店に出向くことなく処理することが可能となり、また、社内に活用できる学術支援システム、Eメール・電子掲示板・各種データベースなどを駆使して外出先でのMR活動を総合支援しています。これらにより、MRの得意先訪問時間が確実に増加し、営業活動の質を向上させ、MRの生産性を高めることにりました。

また、当社は日本の製薬企業としては最も早く、光ディスクによる文献情報検索システム「MELONS」を稼動させました。「MELONS」は、「Medical Library Online Network System」の略。自社製品関連文献情報が約4万件収録されており、PC端末からQ&A方式やキーワード、インデックスによって簡単に製品関連情報を検索できます。これによって、例えば製品の副作用についてドクターや薬剤師から問い合わせがあった場合、MR自ら文献を調べることができます。また、医師を対象にしたホームページをインターネット上に開設し、情報提供の面でMRをサポートするシステムもあります。以上のように当社では、「薬効別・領域別チーム制」「BEACON」および「MELONS」を中心とする情報システムの相乗効果によって、より専門性が高くスピーディーなMR活動の展開を図っています。

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