
MRとしての知識や技能を最大限に伸ばす研修やバックアップ制度。
当社では、従来から一貫してMRの教育研修に力を入れてきました。制度の基本となっているのは、医薬情報担当者教育センターが策定した「医薬情報担当者教育研修要綱」です。この要綱に基づいて、以下の導入教育および継続教育を実施しています。 まず、導入教育は新入社員を対象として入社後6ヵ月にわたって行われます。スケジュールは、最初の4ヵ月間が第一次集合研修、次の2ヵ月間は営業部でのMR活動の実地研修、(第二次集合研修)と続き、その合計は840時間にも及びます。内容は、基礎学術(解剖学・生理学・薬理学・薬剤学・疾病と治療など)、基礎一般(医薬品概論・倫理・法規・制度)、PMS、添付文書、製品知識、プロモーションスキル、実地訓練などをカバーしています。 6ヵ月間の導入教育を終え実際のMR業務についた後も、毎月、丸1日をあてての継続教育が行われます。内容は、基礎学術、基礎一般、PMS、製品知識などで、全国の地域営業部を結んでのテレビ研修やDVDを用いることもあり、時間は年間約120時間に及びます。
このほかにも、入社1年目のMRを対象として、現地配属後、新人に求められるビヘイビアをこまやかに監督指導するための新人育成プログラムを、フィールドトレーナーと上司や先輩社員の協力により、新人がより早くMRとして活躍できるように実施しています。これら充実した教育研修によって、MRとしての基礎を着実に身につけることが可能なのです。
医薬品の適正使用の推進のために、MRの資質向上が医療機関をはじめ各方面から求められる中、'97年12月から「MR認定試験」が導入され、有資格MRによる医薬情報活動がスタートしました。すでにMRの教育については業界内では一定の基準を設けて広く研修制度を実施していますが、その成果を客観的かつ公平に証明し、MRの社会的な地位向上をめざそうという狙いも込められています。 「MR認定制度」は国家認定資格ではなく業界認定資格ではありますが、試験内容は、MRとして最低限必要なレベルの医学知識、薬学知識と業界関連知識を問うものです。十分な試験準備がなければ合格できないなか、当社では、常に業界平均以上の高い合格率を示しています。'97年「MR認定制度」の実施により、もう一段上のレベルを目指すため、全営業部社員を対象として「ADVANCED MR」制度を発足しました。この制度は、自社製品と周辺知識はもとより、医師と症例について話し合う中で自社製品を含む治療法が提案できるMRを育成することを目的としています。「ADVANCED MR」に認定されるには年1回の試験を受けて合格することが必要です。
MRを始めとする営業部社員のプロモーションスキルのレベルアップに焦点をあて、当社独自のプログラムとして、「エンゲージ・プログラム」と「エリア・マーケティングプログラム」の研修を実施しています。
エンゲージ・プログラムはMRのプロモーション活動の基本となるもので、顧客とのコミュニケーションスキルを中心として、日々の訪問活動における問題解決について自ら考えることができるMRの育成を目指しています。一方、「エリア・マーケティングプログラム」においては、担当する市場環境や得意先の状況は年々、変化しています。そういった環境下で、自身の担当する市場の問題と可能性について、会社のもつ資源からどのような戦略、戦術が考えられるかについて、基本的な理論研修と実践を通じて習得するように研修を実施しています。
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