4.CMLの検査と所見

CMLの診断をするためには、末梢血(血液)検査、骨髄検査、その他の検査を行います。

検査の種類 内容 CML(慢性期)の所見
末梢血
検査
血液を採取して、白血球や赤血球の数、芽球をはじめとする異常細胞の有無を調べます。
  • ・白血球数増加
  • ・さまざまな成熟段階の細胞が出現
  • ・好酸球、好塩基球の増加
  • ・血小板増加
骨髄検査 骨髄穿刺骨髄生検とがあります。
採取した骨髄液の組織像、細胞像を検査します。
骨髄液を使って染色体の分析を行い、Ph染色体の有無を調べます。
FISH検査を用いて調べることも可能です(末梢血でも可能)。
遺伝子異常の有無はPCR法で調べます(末梢血でも可能)。
  • 有核細胞数の著しい増加
  • ・顆粒球系細胞の著しい増加
  • 巨核球(血小板のもとになる細胞)の増加
  • ・好酸球、好塩基球の増加
  • ・CML患者の95%以上に、細胞分裂している細胞でPh染色体が見つかります。
  • BCR-ABL融合遺伝子が検出されます。
その他の検査 好中球アルカリホスファターゼ 著しい低下
腹部超音波検査(腹部CT検査) 脾臓の腫れ
ビタミンB12 増加
乳酸脱水素酵素(LDH)、
尿酸値
上昇
  • 【参考文献】
  • 大野竜三,宮脇修一 編:みんなに役立つ白血病の基礎と臨床,医薬ジャーナル社,2004.
  • 溝口秀昭 編:イラスト血液内科, 文光堂,2004.

わからないことや気になることがある場合は、医師や看護師、薬剤師に相談しましょう。

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