治療関連

移植片対宿主病(graft versus host disease:GVHD)

移植された血液細胞はドナーのものなので、患者さんの体を異物とみなして攻撃することがあります。この反応によって起こる合併症をGVHDと呼びます。GVHDの主な症状は発疹、下痢、肝機能障害などです。

寛解

一般的に病状が落ち着いており、臨床的に問題がない程度に治っている状態。

完全寛解(complete remission:CR)

白血病における完全寛解とは、骨髄中の芽球が5%以内にまで減少し、末梢血液所見が正常化した状態です。

急性転化

慢性の状態が続いた後、急性白血病によく似た症状となる急性期に移行することです。急性白血病と同様の治療を行うことが必要となります。

造血幹細胞移植

造血幹細胞とは、骨髄の中で血液細胞が作られるもとになる細胞のことです。
造血幹細胞移植を行う際は、患者さんに強力な化学療法、または化学療法と放射線療法を組み合わせた治療を行い、骨髄や血液中の正常細胞や白血病細胞をすべて破壊し、この状態で、健康な造血幹細胞提供者(ドナー)から採取した正常な造血幹細胞を、輸血するように患者の体内に入れます。ドナーの正常な造血幹細胞が患者の骨髄に根付き、正常に働きだすと、正常な血液細胞を作るようになります。
造血幹細胞移植には、造血幹細胞を骨髄から採取する骨髄移植、末梢血から採取する末梢血幹細胞移植、臍帯血移植、また、患者本人の骨髄を使用する自家造血幹細胞移植などがあります。
造血幹細胞移植は、すべての患者さんが受けられる治療ではなく、HLA型(ヒト白血球抗原)の一致するドナーが見つかること、患者さんの年齢が比較的若く、健康状態が移植に耐えられるものであること、などが必要です。
拒絶反応や感染症などが問題になります。

部分寛解(partial response:PR)

骨髄中の芽球がまだやや多く認められ、末梢血液所見も正常には回復していない状態です。

わからないことや気になることがある場合は、医師や看護師、薬剤師に相談しましょう。

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