~2017年度ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社研究助成~

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は、昨今の国内の法令・業界規制の変化を踏まえ、グローバル企業として遵守すべき規制・満たすべき基準を考慮した手順に基づき第三者が実施する様々な研究プログラム支援して参りました。

2017年度は『ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 研究助成』として、4疾患領域(腫瘍免疫、肝臓、免疫、循環器)における基礎・臨床研究の振興を目的とし、弊社製品や弊社製品の同種同効薬を使用しない研究プログラムを対象として、疾患領域ごとに、外部の専門性を有する審査員による公募型の研究助成という枠組みにより、引き続き支援させて頂き、医療の質の向上と社会に貢献することを目的としています。

2017年度の研究助成プログラムの募集は、5月末で終了させて頂きました。多数のご応募を頂き、誠にありがとうございました。

研究助成制度に基づきご申請頂いた各プログラムは、当該分野の専門性を有する外部審査員によりポイントランキング制度によって審査され、弊社の営業・マーケティング部門から完全に独立した研究助成委員会において社内規定に従い各疾患領域ごとに、上位20件に対して助成対象プログラムを決定させて頂きましたので下記の通り発表させて頂きます。

腫瘍免疫領域 2017年度 研究助成プログラム (敬称略)

研究施設 研究代表者 研究タイトル
滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座 分子生理化学部門 縣 保年 iPS細胞由来のネオアンチゲン特異的T細胞とカニクイザルを用いたがん免疫療法の開発
九州がんセンター 頭頸科 益田 宗幸 頭頸部癌免疫編集機構におけるHippo経路の役割
東京大学大学院医学系研究科外科学専攻臓器病態外科学講座 肝胆膵外科・人工臓器移植外科 長谷川 潔 Indocyanine green蛍光肝細胞癌に対する近赤外光レーザー照射による光線力学療法
学校法人 兵庫医科大学 内科学講座血液内科 小川 啓恭 HLA半合致移植が高いGVL効果を生み出す機序の研究
愛媛大学大学院医学系研究科 安川 正貴 改変抗体を用いた新規がん免疫療法の開発
熊本大学大学院生命科学研究部皮膚病態治療再建学分野 福島 聡 IL-15遺伝子導入したiPS細胞由来マクロファージによる新規免疫細胞療法の開発
東京慈恵会医科大学 内科学講座消化器・肝臓内科 光永 眞人 Antibody-Photoabsorber Conjugateを用いた分子標的選択的光線免疫治療
熊本大学大学院生命科学研究部血液・膠原病・感染症内科学 松岡 雅雄 ヒトT細胞白血病ウイルス1型感染症の免疫監視回避機構解明と治療への応用
名古屋大学 s-YLC 佐藤 和秀 癌撲滅を目指した副作用のないがん免疫療法の実現:光励起局所がん免疫療法の新規開発
横浜市立大学 消化器内科学教室 前田 愼 リビングバイオバンクを用いた難治消化器癌治療法の開発
国立がん研究センター先端医療開発センター免疫TR分野 冨樫 庸介 1細胞レベルのRNAシークエンシング技術のがん免疫への応用
金沢大学医薬保健研究域医学系血液・呼吸器内科 中尾 眞二 腫瘍細胞における細胞傷害性T細胞抵抗性メカニズムの解明
神戸大学大学院医学研究科腫瘍・血液内科 南 博信 免疫ヒト化マウスPDXモデルによる自然免疫を介した抗悪性腫瘍戦略の評価系の樹立
京都大学大学院医学研究科発達小児科学 梅田 雄嗣 小児悪性固形腫瘍に共通して発現する細胞表面抗原をターゲットとした新規抗体治療の開発
国立がん研究センター・先端医療開発センター・新薬開発分野 安永 正浩 難治性膵臓がんを標的にした次世代抗体医薬の開発
国立がん研究センター東病院 影山 俊一郎 放射線応答を介した腫瘍免疫応答の機序解明
札幌医科大学・医学部・病理学第一講座 廣橋 良彦 ネオアンチゲンにとらわれないがん免疫療法の開発
名古屋大学大学院医学系研究科 腫瘍外科 梛野 正人 TLR(Toll like receptor)7による内因性Danger signal制御機構の解明と新規癌免疫療法の開発
岡山大学病院血液腫瘍内科 前田 嘉信 低容量IL-2とPD−1阻害による移植後シクロフォスファミド療法における移植片対腫瘍効果の増強効果の検討
九州大学 生体防御医学研究所 馬場 義裕 B細胞によるがん免疫抑制メカニズムの解明と新規治療法の確立

肝臓領域 2017年度 研究助成プログラム (敬称略)

研究施設 研究代表者 研究タイトル
金沢大学 医薬保健研究域 保健学系 病態検査学講座 本多 政夫 免疫チェックポイント阻害剤を回避する肝癌責任遺伝子の同定
京都府公立大学法人 京都府立医科大学大学院 医学研究科 消化器内科学 山口 寛二 肝発癌抑制を期したNASH治療における標的分子としての分子シャペロンの可能性についての検討
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 微量シグナル制御技術開発特別ユニット 小嶋 聡一 アルコール性及び非アルコール性脂肪性肝疾患の細菌を原因としたROS経路を介する発症機序に関する研究
国立大学法人金沢大学医薬保健研究域医学系細胞分子機能学 長田 直人 非アルコール性脂肪肝炎の進展におけるチロシンリン酸化シグナル制御の重要性
北海道大学病院 森川 賢一 B型肝炎ウイルスcccDNA排除を目指した新規抗ウイルス治療の開発
独立行政法人 国立病院機構九州がんセンター 杉町 圭史 肝内胆管癌における網羅的遺伝子解析を基にしたシグナル異常の解明と革新的な分子標的治療薬の開発
大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学 竹原 徹郎 肝星細胞のアポトーシスおよびオートファジーが肝線維化、発癌に与える影響の解明
広島大学大学院医歯薬保健学研究科 消化器・移植外科学 大段 秀樹 肝臓の免疫特権解除による新規癌免疫治療法の開発
千葉大学大学院医学研究院 加藤 直也 HBx阻害薬の開発
慶應義塾大学医学部 谷口 浩二 肝臓癌と肝臓再生における炎症の役割の解明
福井大学学術研究院医学系部門内科学(2)分野 中本 安成 循環腫瘍細胞の分子病態に基づいた肝がん転移機構の解明
岐阜大学 病態情報解析医学 伊藤 弘康 HSV-TKマウスを用いた新規HBV感染症モデルの開発
名古屋大学大学院医学系研究科 消化器外科学 小寺 泰弘 非侵襲的肝炎・肝癌発癌リスク評価法としての新規血清マーカーの開発
九州大学医学研究院病態修復内科学 下田 慎治 原発性胆汁性胆管炎の新規診断と治療開発
自治医科大学消化器内科学 三浦 光一 進行肝癌における免疫チェックポイント阻害薬の相乗効果を狙った治療の開発
国立大学法人 山形大学医学部内科学第二講座 上野 義之 iPSによらない新たな細胞移植療法による慢性肝不全の新規治療法の開発
広島大学大学院医歯薬保健学研究科医療人大学院教育・研究センター 茶山 弘美 iPS細胞由来ヒト肝細胞キメラマウスを用いたNASHの基盤研究
国立研究開発法人 理化学研究所統合生命医科学研究センター消化器疾患研究チーム 三木 大樹 肝疾患における腸内細菌叢の乱れが血液中マイクロベシクルに与える影響の検討とバイオマーカーとしての開発
川崎医科大学 肝胆膵内科学 日野 啓輔 Mitophagy誘導によるNASH肝発癌抑制機構
広島大学自然科学研究支援開発センター 生命科学実験部門 生物医科学研究開発部 柘植 雅貴 HBs抗原産生メカニズムの解析

免疫領域 2017年度 研究助成プログラム (敬称略)

研究施設 研究代表者 研究タイトル
慶応義塾大学 吉村昭彦 Notchシグナルによる幹細胞メモリーの誘導機構の解明
東京大学大学院医学系研究科 小松紀子 関節リウマチの骨破壊を誘導する細胞サブセットの同定と治療への展開
徳島大学先端酵素学研究所免疫系発生学分野 大東いずみ CCL21による自己免疫疾患制御メカニズム
九州大学大学院 病態修復内科学 森 康雄 Allergy-initiating cellを標的とした新規アレルギー制御法の開発
神戸大学大学院医学研究科内科学講座免疫内科学 森信 暁雄 細胞の代謝からみた自己免疫疾患の病態解明と治療法開発
金沢医科大学 総合医学研究所 生命科学研究領域 細胞医学研究分野 岩脇隆夫 小胞体ストレス応答機能の悪玉的性質から迫る炎症性腸疾患の発症機構
滋賀医科大学 医学部医学科 薬理学講座 西 英一郎 関節リウマチの新規治療標的分子に関する研究
筑波大学医学医療系内科(膠原病・リウマチ・アレルギー) 住田孝之 iPS細胞を応用したシェーグレン症候群の制御戦略
大阪大学 医学部附属病院免疫内科 熊ノ郷淳 血管炎における好中球免疫チェックポイント分子の機能解析とその制御
九州大学病院 免疫・膠原病・感染症内科 三苫弘喜 難治性全身性硬化症に対する自己造血幹細胞移植療法における免疫学的再構築の経時的解析
千葉大学大学院医学研究院 アレルギー・臨床免疫学 中島裕史 関節リウマチにおけるIL-33-自然リンパ球経路の役割の解明
札幌医科大学医学部フロンティア医学研究所免疫制御医学部門 一宮慎吾 濾胞ヘルパーT細胞の新たなサブセットによる自己免疫病態の形成
産業医科大学医学部第1内科学講座 田中良哉 難治性膠原病に対する自律的免疫制御分子の同定と治療応用への探索的研究
国立大学法人徳島大学 石丸 直澄 自己反応性T細胞のケモカインネットワークを標的としたシェーグレン症候群の新規治療法開発
横浜市立大学附属病院 勝元 敦子 多発性硬化症の病態形成におけるTREM2の役割解明を通じた画期的治療法の開発
長崎大学大学院医歯薬総合研究科先進予防医学共同専攻先進予防医学講座リウマチ・膠原病内科学分野 中村英樹 シェーグレン症候群の病態とHTLV-I感染
北海道大学大学院医学研究院 免疫・代謝内科学教室 渥美達也 抗リン脂質抗体症候群モデルマウスの作成
京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学講座 進藤 岳郎 MEK阻害剤とKIR多型に着目した造血幹細胞移植における免疫抑制の最適化
信州大学整形外科 中村幸男 Wntシグナルを基盤にした関節リウマチの新たな治療戦略
日本大学医学部機能形態学系細胞再生移植医学分野 福田 昇 ANCA関連腎炎への脱分化成熟脂肪細胞(DFAT)療法の臨床応用

循環器領域 2017年度 研究助成プログラム (敬称略)

研究施設 研究代表者 研究タイトル
信州大学バイオメディカル研究所/医学部再生医科学教室 柴 祐司 霊長類iPS細胞を利用した心筋再生研究
大阪大学薬学研究科臨床薬効解析学分野 藤尾 慈 心筋細胞の増殖制御機構の解明と新規心不全再生治療の開発
千葉大学大学院医学研究院長寿医学 眞鍋 一郎 心臓マクロファージの機能変調による心不全発症機序の解明と新規治療法開発
九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 吾郷 哲朗 活性酸素種産生酵素Nox4による脳血管におけるAngiogenesis/Arteriogenesisの制御ならびに認知機能制御機構の解明
佐賀大学医学部循環器内科 野出 孝一 ヒトiPS細胞を用いた時計遺伝子と心血管疾患の分子連関解析
北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学 絹川 真太郎 先天性心疾患に合併する心房細動・心不全における心筋アセチル化修飾を介した心筋エネルギー代謝異常の役割解明
北海道大学 脳神経外科 鐙谷 武雄 もやもや病患者iPS細胞からの分化誘導血管内皮細胞を用いたもやもや病の病態解明 ―病変形成におけるシェアストレスの関与を中心に―
東京大学医学部附属病院循環器内科 武田 憲文 肺高血圧症の分子病態解明と診断・治療法への応用
慶應義塾大学医学部循環器内科 福田 恵一 iPS細胞を用いた難治性循環器疾患治療方法の開発
熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器内科学 泉家 康宏 老化関連因子 Sirtuin7のオートファジー制御による心不全病態形成機構の解明
滋賀医科大学分子病態生化学 扇田 久和 心室細動発症に関連するTMEM168遺伝子変異の解析とトラスレーショナル研究への応用
久留米大学循環器病研究所 柴田 龍宏 左室駆出率が保たれた心不全の新しいパラダイム:血管平滑筋細胞JAK/STAT系を中心とした病態解明
山口大学大学院医学系研究科 器官病態内科学 小林 茂樹 ダントロレンによるリアノジン受容体を分子標的とした心不全・不整脈治療の臨床応用
東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科生命機能情報解析学 笹野 哲郎 心房リモデリングにおけるDNAメチル化の網羅的解析と、reverse remodelingを目指した治療標的の探索
群馬大学大学院医学系研究科循環器内科学 倉林 正彦 不全心筋のエネルギー代謝の変換機序と病態生理学的な意義に関する研究
東海大学大学院医学研究科 後藤 信哉 スーパーコンピューターと分子シミュレーター、細胞シミュレーターを用いた血栓性疾患の発症に寄与する因子の定量理解と新規の制御技術の開発に関する研究
東海大学医学部内科学系神経内科 瀧澤 俊也 再生アソシエイト細胞静注移植による脳梗塞治療法の新規開発に関する研究
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 循環器内科学 前村 浩二 肺動脈性肺高血圧症における時計遺伝子の役割
学校法人金沢医科大学医学部 循環器内科学 梶波 康二 高血圧性肥大心における細胞内不良タンパク除去システムの挙動
札幌医科大学医学部循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座 三浦 哲嗣 心不全の病態におけるネクロプトーシスの役割とオートファジーとの関連

また、2017年度の血液疾患領域における研究助成につきまして決定いたしましたのでご案内させて頂きます。

血液疾患領域における研究助成についてのご案内

弊社ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は、一般社団法人 日本血液学会が行う研究助成プログラムの主旨に賛同致し、同学会へ資金提供させていただくことにより、医療の質の向上や社会への貢献をいたします。
また、血液学会が行う研究助成プログラムの募集方法や募集内容、審査方法や審査基準、助成の決定などすべてのプロセスへの弊社の関与は一切ございません。
日本血液学会が行う研究助成プログラムへのお問い合わせは、以下のお問い合わせ先までお願い致します。

【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本血液学会
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下ル秋野々町518番地  前田エスエヌビル8階
TEL:075-231-5711 FAX:075-231-5722
Eメール:事務局 info@jshem.or.jp

以下は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社研究助成についての内容になります。

研究助成の金額と件数

疾患領域 助成プログラム数(最大) 1プログラムあたりの助成金額(最大)
腫瘍免疫 20プログラム 200万円
肝臓 20プログラム 200万円
免疫 20プログラム 200万円
循環器 20プログラム 200万円

審査方法

申請いただいた研究プログラムは、申請内容や関連する文献等をもとに、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)から独立した各疾患領域に関する専門性を有する外部の第三者審査委員による審査により、下記5項目の審査基準に基づき評価され、その結果に基づき助成対象プログラムが決定されます。

  1. 1. 研究の科学的価値
  2. 2. 研究の医学的価値
  3. 3. 医療資源の有効活用などに関する、研究の社会的な貢献度
  4. 4. 研究計画の妥当性
  5. 5. 研究者(および共同研究者)の過去の研究実績ならびに研究計画の実行可能性

結果報告

審査結果は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株) CSRホームページhttp://www.bms.co.jp/csr/japan/にて、助成の対象となった研究プログラムの、実施施設名、研究代表者の所属と氏名、研究プログラム名を公表致します。またすべての申請者に対して文書にて申請者本人(共同研究の場合は、主たる申請者のみ)にメールと郵送で通知致します。(2017年10月初旬予定)

契約

助成プログラムに決定した施設は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)と本研究助成に関する確認書を交わすことにより両社の契約と致します。

支払い

助成金は、契約締結後に、申請者が申請時に所属していた施設名義の金融機関口座にお支払致します。(2017年10月~2017年12月予定)(個人口座には入金できません。)

研究結果報告および会計報告

助成対象の研究プログラムが終了した場合は、下記の内容をプログラム終了後半年以内にブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)に対して報告をお願い致します。

研究結果報告

  1. 1. 研究概要
  2. 2. 背景と目的
  3. 3. 成果と結語

会計報告

使途別に使用した金額およびその内訳を列挙、ただし領収書やその写しの提出は不要です。報告書の最後に該当研究の発表論文及び学会発表抄録がある場合は添付してください。(報告書提出後に論文・学会発表が行われた際には、後日ブリストル・マイヤーズ スクイブ(株)へ提出してください。)

弊社製品を使用する研究への支援

支援の方法:契約に基づく研究資金・化合物の提供
お申込み受付:通年で受け付けます。下記URLよりお申込みください。
米国本社ウェブサイト(英語)URL: http://www.bms.com/pages/default.aspx

研究助成に関するお問い合わせ先

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
メディカル・ケイパビリティズ統括部
メディカル・オペレーション 研究助成 担当

E-mail: grants.japan@bms.com
フリーダイアル:0120-494-357(平日10:00-17:00)

ご質問はメールアドレスまたはフリーダイアルまで宜しくお願い致します。
また、土日、祝日受付のお問い合わせにつきましては、翌営業日以降のご返信となります旨、予めご了承いただけます様お願い致します。