Q&A

毎週外来で抗がん剤治療をしています。1ヵ月3万円程の医療費がかかってしまい大変です。何かよい方法はありませんか?

高額療養費という制度があり、1ヵ月の限度額を超えた分が申請により、数ヵ月後に戻ってきます。ご自身が加入している健康保険の保険者が窓口です。企業の健康保険組合、全国健康保険協会の各都道府県支部、共済組合、市町村の国民健康保険課になります。
平成24年4月より外来でも事前に「限度額適用認定証」を医療機関の窓口に提示すれば、自己負担限度額までの支払いで済むようになりました。

これから手術を控えています。がんの治療は何百万円もかかると聞いたので、入院費用が心配です。

70歳未満の方の入院の場合、「限度額適用認定証」を加入の保険者より発行してもらい、あらかじめ医療機関に提出しておくと、自己負担限度額分だけの支払いですみます。限度額認定証は加入の保険者に申請の手続きをすれば交付されます。

同じ月に2回入院するのですが、2回とも限度額まで支払わなくてはならないのですか?

1回目で限度額認定を受けている場合には、2回目は実質医療費の請求はないのでそれ以外の費用のみ負担することになります。

入院でかかった費用はすべて高額療養費に該当しますか?

入院時の部屋代、食費、歯科材料における特別料金、先進医療の先進技術部分などの負担については、対象外となります。

高額療養費には該当しませんが、かなりの額の医療費がかかりました。 なにか負担を軽減する仕組みはないでしょうか。

医療費控除という仕組みを活用することにより負担を軽減できる場合があります。1年間(1月1日から12月31日までの間)に本人または生計を共にする配偶者や親族のために医療費を支払った場合、一定の金額の所得控除を受けることができます。

健康保険は夫の扶養に入っています。その場合、夫の医療費と自分の医療費は合算できますか?

自己負担限度額の算出はひとりずつ計算していただきます。ただし、同一月に同一世帯で21,000円以上のものが2件以上生じたときは、これらを合算して自己負担限度額を超えた金額が支給されます。同一人が同一月に2つ以上の医療機関にかかり、それぞれ21,000円以上になった場合も同様です(70歳〜74歳の方がいる世帯では算定方法が異なります)。

5月1日に外来治療があり、5月25日から6月10日まで入院治療があるのですが、外来費と入院費は合算できますか?

高額療養費は暦月ごとに計算しますので、この場合、入院治療については5月25日から5月31日までと、6月1日から6月10日までの2つに分けて計算する必要があります。
外来費と入院費の合算については、同一月の外来、入院ともに21,000を超えた金額を支払った場合、合算することができます。いずれかが21,000円未満の場合は合算することはできません。したがって、この場合、5月1日の外来治療の一部負担金が21,000以上で、5月25日から5月31日までの入院治療の一部負担金が21,000円を超えていれば合算することができます。

今月、A病院とB病院を受診しています。医療費を合算できますか?

同じ人が2つ以上の医療機関で、同じ月にそれぞれ21,000円以上の一部負担金を支払った時には、合算して限度額を超えた分が申請により返金されます。

職場の同僚が高額療養費の自己負担額が安くなったと言っていました。収入が変わらなくても安くなることはありますか?

直近1年以内に高額療養費給付に該当する月が3回以上あった場合、4回目以降は自己負担額がさらに減額されます。たとえば、1月、2月、5月に高額療養費が適用になった場合、6月以降に適用になった場合には減額されます(多数該当)。

夫が1年前に入院していました。友人から、高額療養費のことを教えてもらいましたが、今からでも申請できますか?

支給申請の時効は、診療を受けた月の翌月1日から起算して2年間です。今からでも申請できます。

現在、80歳の母親が入院しています。限度額適用認定証の申請は必要ですか?

70歳以上の方の入院の場合、事前手続きをとることなく窓口での自己負担額は一定額以下とされています。退院後、外来で治療を継続される場合は、限度額適用認定証を取得しておくことをお勧めします。

抗がん剤治療の副作用でかつらを使っています。医療費として購入できませんか?

かつらは健康保険が適用されないので、支給の対象にはなりません。

現在、定期的に往診してもらっているのですが、1ヵ月あたり15万円ほどかかっています。往診も高額療養費を申請できますか?

往診も健康保険が適用されるので、高額療養費の申請ができます。ただし、交通費等の費用は該当しませんのでご注意ください。

処方された薬を院外薬局でもらっています。医療費に足してもいいのですか?

処方箋をもらった医療機関の医療費として計算できます。

入院した際に、生命保険から1日1万円給付されました。高額療養費を申請する際に、かかった医療費から受け取った入院給付金を引かなくてはいけませんか?

生命保険は個人で加入するものなので、健康保険とは関係ありません。申請する際は、差し引く必要はありません。

確定申告をする際に、高額療養費に該当した月の分はどのように計算すればいいですか。

高額療養費で戻ってきた医療費は引いて確定申告をすることになります。

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