くすりのしおり

2006年6月改訂

 この薬の名前は

   商品名 : タキソール注射液30mg, 100mg
   英 名 : Taxol Injection
    ・一般名:パクリタキセル

  

 この薬の働きは

  • 細胞の中に入り、悪性の細胞の増殖を抑えて死滅させるくすりです。

 注射の前に確認すること

  • 次のような人は使う前に主治医に申し出てください:
    以前に薬を飲んで、または注射を受けて、発しんやかゆみなどが出たことがある。
    白血球 (好中球)の数が正常値より低い。妊娠又は妊娠している可能性がある。
  • この注射を行う期間:
    効果を見ながら長期間投与する場合があります。
  • 注射の方法:
    通常、1回点滴静脈内投与し、3週毎に投与を繰り返します。
  • その他:
    投与前にくすりによる過敏反応を予防するために、デキサメタゾン、ラニチジンもしくはファモチジン、ジフェンヒドラミン3剤からなる前投薬を受けます。
    本剤にはアルコールが含まれていますので、過敏な方は申し出て下さい

 副作用について

  • ・薬は人によって、目的の効果以外に、望ましくない作用が出る場合があります。
    ◎次のような症状に気づいたら、すぐに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
  • <ショック、アナフィラキシー様症状> 急に呼吸が困難になる、胸痛、血圧低下、脈が速くなるあるいは遅くなる、顔などがほてる、むくみ、発汗
    <白血球減少等の骨髄抑制> 熱がある、さむけがする、のどが痛い、咳が出る、排尿時痛、出血しやすい、血が止まりにくい、貧血
  • <末梢神経障害> 手足の痺れ、服のボタンかけができない、手先の細かい作業に支障
  • <間質性肺炎、肺線維症> 咳が続く、息苦しい、発熱
  • <急性呼吸窮迫症候群> 急に呼吸が困難になる
  • <心筋梗塞、うっ血性心不全、心伝導障害、肺塞栓、血栓性静脈炎、脳卒中、肺水腫>
  •   動悸、息切れ、胸痛、息苦しい
  • <難聴、耳鳴> 聞こえにくい、耳鳴りがする
  • <消化管壊死、腸管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍> 激しい腹痛、下血
  • <重篤な腸炎> 激しい腹痛、下痢
  • <腸管閉塞、腸管麻痺> 食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹痛、腹部膨満
  • <肝機能障害、黄疸> 黄疸が出る
  • <膵炎> 上腹部の激痛
  • <急性腎不全> 尿が出なくなる、血尿が出る
  • <皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症> 手足に輪状の紅斑、発熱、下痢、やけどのような症状
  • <播種性血管内凝固症候群> 出血しやすい、血が止まりにくい
  • ◆次のような症状に気づいたら、早めに主治医や薬剤師、看護師に申し出てください:
  • <悪心・嘔吐> 吐き気、嘔吐 <下痢> <食欲不振> <口内炎> <便秘> <脱毛> <発疹> 
  • <低血圧> <無力症> 力が入らない <腹痛> <倦怠感> <頭痛> <関節痛> <筋肉痛> 肩や背中、腰や腕などの筋肉が痛くなる <骨痛> <背部痛> <発熱> <潮紅> 顔などが赤くなる
  • ◇上記のほかに次のような副作用が出る可能性があります:
  • <斑状丘疹性皮疹> <爪変色> <脱水> <発赤> <不整脈> <高血圧> <心電図異常> 
  • <心房細動> <狭心症> <消化不良> <胃炎> <嚥下障害> <掻痒> <皮膚潰瘍> <蕁麻疹> <色素沈着> <めまい> <うつ病> <痙攣> <健忘症> <意識障害> <言語障害> <味覚倒錯> 
  • <視力異常> <浮腫> <インフルエンザ様症候群> <注射部反応> <不正出血> <結膜炎> 
  • <無月経> <酩酊感> 
  • ・他にもからだの異常を感じたら、主治医や薬剤師、看護師に相談してください。
 注射のあとに注意
 していただくこと
  • 本剤にはアルコールが含まれており、眠気やめまいなどがおこることがありますので、注射のあとは自動車の運転や危険を伴う機械の操作は避けて下さい。

 その他
 (コメント)



 

 説明日                     
 説明者   

*ここには、知っておいて頂きたい主な事柄だけが書いてあります。更にくわしく知りたいときは、主治医または薬剤師におたずねください。