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2005年5月17日
複数の腫瘍におけるERBITUXR(エルビタックス;セツキシマブ)に関する科学データ 第41回 ASCO年次会議で発表される
イムクローン・システムズ社(Nasdaq:IMCL)とブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE:BMY/本社:アメリカ・ニューヨーク/会長兼CEO:ピーター・R・ドーラン)は、 2005年5月16日、米国フロリダ州オーランドで2005年5月12日から開催されている、アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO:The American Society of Clinical Oncology)の第41回年次会議で、IgG1モノクローナル抗体ERBITUXR(エルビタックス、一般名:セツキシマブ)に関する複数の臨床試験の結果を発表しました。
データは、ERBITUXを単独で使用するか、または化学療法や放射線療法を伴う細胞障害性薬剤と併用して、さまざまな段階の結腸直腸癌、頭頚部癌、および卵巣癌の治療法を探る臨床試験から得られたものです。スタディには以下の内容が含まれます。
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要旨5047:これは、EGFR発現進行性卵巣癌、原発性腹膜癌、および卵管癌のファースト・ライン治療剤として、パクリタキセルとカルボプラチンを使用する標準的な化学療法にERBITUXを追加することを調査する第II相スタディ(CA225009)です。主要エンドポイントは、無進行生存期間です。予備データは、初期療法の6サイクルを完了した最初の患者27人について報告されました。手術によって腫瘍を完全に切除した第III期癌患者12人のうち、91.7%(95% CI: 61.52-99.79)が臨床的に完全な反応性を達成しました。手術によって腫瘍を完全に切除できなかった第III期癌患者9人のうち、44.4% (95% CI: 13.70-78.80)が臨床的に完全な反応性を達成しました。第IV期癌患者6人のうち、4人について有効性を評価することができました。これら4人のうち、50.0%(95% CI: 6.76-93.24)が臨床的に完全な反応性を達成しました。初期療法を受けた患者27人全員に一般的に発生したグレード3の副作用は、発熱性好中球減少症(18.5%)、血清カリウム値の低下(14.8%)、および呼吸困難(11.1%)でした。3種類の過敏症反応が報告されました(グレード3が 7.4%、グレード4が3.7%)。18人の患者に発疹が見られました(グレード1が48.1%、グレード2が18.5%)。
要旨3508:イリノテカン抵抗性の転移性結腸直腸癌患者81人において、イリノテカンを併用、または併用せずにERBITUXおよびアバスチンAVASTINTMTM(ベバシズマブ)を使用し、国立癌研究所(The National Cancer Institute)によって実施された無作為第II相試験の結果が発表されました。スタディでは、ERBITUX、ベバシズマブ、イリノテカンの投与を受けた41人の患者において、部分的な反応率は37%(95% CI: 22-53)であり、無進行生存期間の中央値は7.9か月でした。ERBITUX、ベバシズマブのみの投与を受けた40人の患者では、部分的な反応率は 20%(95% CI: 9-36)であり、無進行生存期間の中央値は5.6か月でした。ERBITUX、ベバシズマブ、イリノテカン投与群で最も一般的に報告された副作用は、座瘡様発疹(グレード2が60%、グレード3が17%)、および下痢(グレード2が29%、グレード3/4が24%)、倦怠感(グレード2が32%、グレード3が10%)、好中球減少症(グレード3/4が22%)でした。ERBITUX、ベバシズマブ投与群で最も一般的に報告された副作用は、座瘡様発疹(グレード2が65%、グレード3が20%)でした。
要旨3535:国際的な第II相スタディ(EMR-018)では、EGFR発現転移性結腸直腸癌の非切除患者におけるファースト・ライン治療剤として、 ERBITUXとFOLFOX-4(オキサリプラチン、5-フルオロウラシル、葉酸)を併用することの安全性と有効性についての評価が行われました。患者 42人に関する予備的な有効性分析では、10%が完全な反応性を示し(95% CI: 3-23)、71%が部分的な反応性を示し(95% CI: 55-84)、17%では病状の変化が見られませんでした(95% CI: 7-31)。無進行生存期間の中央値は12.3か月でした。その後、9人の患者が転移手術を受けました。安全性について評価可能な患者43人に見られた主なグレード3または4の毒性は、座瘡様発疹(30%)、神経毒症状(30%)、下痢(26%)、好中球減少症(21%)、および口内炎・粘膜炎(16%)でした。
要旨5533:サブ・グループの遡及的分析により、局所的に進行する頭頚部扁平上皮癌患者424人のうち、国際的な第III相無作為試験(IMC- 9815)に登録した下咽頭癌および喉頭癌の患者171人についての評価が行われました。無作為試験では、主要エンドポイントの局所管理と副次エンドポイントの全生存率を評価するために、高用量放射線、ERBITUXの併用療法と放射線単独療法が比較評価されました。サブ・グループ分析は、下咽頭癌および喉頭癌の患者における臓器温存率を評価するために実施されました。ERBITUX、放射線の併用療法を受けた患者93人では、2年後の喉頭温存率は 90%、3年後は87%でした。放射線単独療法を受けた患者78人では、2年後の喉頭温存率は80%、3年後は77%でした(ハザード比0.51、95% CI: 0.21-1.24)。このスタディは臓器温存についての評価を目的としたものではないため、これらの結果は統計的に有意ではありませんでした。
ERBITUXR(セツキシマブ)について
2004年2月12日に、FDAはイリノテカンによる化学療法に抵抗性があるEGFR発現転移性結腸直腸癌患者の治療において米国内でイリノテカンと併用投与すること、およびイリノテカンによる化学療法に過敏なEGFR発現転移性結腸直腸癌患者の治療において単独投与することに関し、ERBITUXを承認しました。ERBITUXの有効性は、客観的な反応率に基づいています。現時点では、ERBITUXが疾病関連の症状を改善したり、生存期間を延長したりすることを証明するデータは得られていません。
安全性に関する重要な情報
ERBITUXを投与した患者の約3%(774人中20人)に、まれに致命的な症状を示し、症状持続時間の短い気道閉塞(気管支痙攣、喘鳴、嗄声)、蕁麻疹、低血圧を特徴とする重度の注入反応が見られました。大半(90%)の反応は、予防的な抗ヒスタミン薬の使用にかかわらず、ERBITUXの1回目の注入に関連して発生します。2回目以降の注入時に初めて重度の注入反応が見られる患者があったことから、ERBITUXの注入に際しては注意を払う必要があります。重度の注入反応が見られた場合は、ERBITUX療法を即座に完全停止する必要があります。
重度の間質性肺炎(ILD: Interstitial Lung Disease)の症状は、ERBITUXの投与を受けた患者774人のうち0.5%未満に発生し、致命的な症例は1件でした。
座瘡様発疹(患者774人の11%、グレード3または4)、皮膚の乾燥とひび割れ、炎症性または感染性後遺症(眼瞼炎、口唇炎、蜂巣炎、嚢胞など)、爪囲炎(患者774人の0.4%、グレード3)を含む皮膚毒性が報告されました。日光曝露により、皮膚反応が悪化する場合があります。
ERBITUXを単独の薬剤として投与した場合、および複数の異なる化学療法と併用した場合に、低マグネシウム血症が報告されています。比較臨床試験に基づいて化学療法のみを受けた患者と比較すると、化学療法とERBITUX投与を受けた患者では、低マグネシウム血症の発生率(全体および重度[NCI CTCグレード3および4]の両方)が増加します。ERBITUX療法を受けた患者では、低マグネシウム血症を監視する必要があります。臨床判断に応じて、マグネシウム補充が必要となる場合があります。
ERBITUXの臨床試験(n=774)に関連するその他の重度の副作用は、発熱(5%)、敗血症(3%)、腎障害(2%)、肺塞栓症(1%)、脱水症(ERBITUXとイリノテカンを併用した患者の5%、ERBITUXを単独の薬剤として投与した患者の2%)、および下痢(ERBITUXとイリノテカンを併用する患者の6%、ERBITUXを単独の薬剤として投与した患者の0.2%)でした。
ERBITUXとイリノテカンを併用した患者(n=354)またはERBITUXを単独の薬剤として投与した患者(n=420)に最も一般的に見られたその他の副作用は、座瘡様発疹(88%/90%)、無気力/不快感(73%/48%)、下痢(72%/25%)、嘔気(55%/29%)、腹痛(45% /26%)、嘔吐(41%/25%)、発熱(34%/27%)、便秘(30%/26%)、および頭痛(14%/26%)でした。
吸入反応に関する警告を含む処方情報の全文は、ご要望に応じて提供されます。または、www.ERBITUX.comから入手することもできます。
イムクローン・システムズ社について
イムクローン・システムズ社は、さまざまな癌患者の医療ニーズに対応することを目的とした生物薬剤の製品ラインを開発し、その製品化を進めることで、腫瘍治療の発展に取り組んでいます。同社の3つのプログラムには、増殖因子阻害剤、血管新生阻害剤、および癌ワクチンが含まれます。イムクローン・システムズ社の戦略は、開発プログラムを研究段階から上市段階へと発展させ、完全に統合された生物薬剤会社となることです。イムクローン・システムズ社は、ニューヨーク市に本社と研究部門を構え、ニュージャージー州ブランチバーグにも管理および製造施設を保有しています。
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ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、豊かで長生きできる人生の実現をミッションとする、医薬品と関連するヘルスケア製品を扱う世界企業です。
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