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プレスリリース

2006年8月22日
医療と地域社会サポートの統合が
資源の不十分な環境におけるHIV患者の治療成功の鍵
臨床試験により証明される

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が発表しましたプレスリリースの日本語訳をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。

サハラ以南アフリカの4か国における調査から得られた12か月目の中間臨床データによると、HIV陽性患者に対して医学的治療と幅広い地域社会プログラムを統合した治療を施すことにより、良好な臨床結果が得られ、維持されていることがわかりました。『セキュア・ザ・フューチャーR』は、資源の不十分な環境におけるHIV/エイズの治療とサポートの拡大など、アフリカのHIVに対処することを目的としたブリストル・マイヤーズスクイブ社とブリストル・マイヤーズスクイブ財団によるイニシアティブですが、その研究者が、第16回国際エイズ会議でデータを発表しました。(カナダ/トロント、2006年8月13日)

「これらのデータは、医療やその他の資源が不十分で貧困に苦しむ遠隔地でも、抗レトロウイルス薬(ARV:antiretrovirals)が有効であることを示しているだけでなく、良好な臨床結果を実現および維持するには、栄養学、心理的ケア、所得創出、在宅医療などの社会的支援の統合が、重要な役割を果たすことを証明している」と、『セキュア・ザ・フューチャー』の上級医療ディレクター、セバスチャン・ワンレス氏(M.D.)は語っています。「我々がパートナーとともに実施し、評価したケアモデルでは、疾病に焦点を当てたアプローチを超えて、HIV治療薬の治療効果を制限しうる健康上の社会的決定要因にも対処できる」

「また、このプロジェクトでは、患者様に対する地域社会サービスの価値と、成果の実現・維持に対するその影響を真に理解し、説明するため、独自の評価における手順をさらに進めている」と国際家庭保健評価・調査部門の上級技術責任者、ウォルター・オビエロ氏は語っています。

アフリカ、ナミビア、ボツワナ、レソトにおける「セキュア・ザ・フューチャー」の地域社会に根差した治療支援拠点で、ARV療法を受けている当初の患者 992人を対象としたITT(intent-to-treat)解析(ARV療法を受けた被験者の解析であり、臨床試験解析の至適基準)によると、CD4 値増加が50以上維持されている場合を有効と定義した場合、全体的な有効性は64%に達しました。また、この結果から、CD4値の中央値が治療開始前の 105から270まで増加したことがわかりました。 ウイルス量の検査を行った患者296人のうち92%でウイルス量が検出限界未満となり、服薬順守率を調べた患者522人のうち84%で服薬順守率が95%を超えました。その他の成果は、HIVの教育・検査水準に現れ、プログラムを開始して以来、自主的に検査やカウンセリングを受けた人数は10倍に増加しました。また、この病気と闘い、関連する偏見を克服するという地域社会の意識の点でも、成果が見られました。

ARV療法を受けている患者587人に提供された、地域社会サービスに対する満足度評価から得られたデータによると、受けている地域社会サービスに満足していると回答した患者では、満足していない患者よりも生活の質が高まり、偏見が軽減され、CD4細胞がより急速に増加して高い水準に達していることがわかりました。評価対象の4センターでの家族支援に対する満足度評価でも同様の調査結果が得られました。

具体的に示すと、地域社会サービスに満足している患者群では、6か月目のCD4 T細胞レベルの中央値が251に達したのに対し、これらのサービスを受けながらも満足していない患者群では216にすぎませんでした。また、家族支援に満足している患者群では、6か月目の中央値が232に達したのに対し、満足していない患者群では198にすぎませんでした。一般に、CD4値が200以下の場合は、日和見感染や、HIVに伴うその他の重度の合併症の発生率が高まるといわれています。

ARV療法の有効性・実現性と、資源の不十分な環境における包括的な医療モデルに関するこの調査は、アフリカで包括的なHIV/エイズ治療を拡大するため、『セキュア・ザ・フューチャー』プログラムの一環として、現地の政府およびNGOパートナーと共同で実施しています。現在までに、南アフリカのクワズルナタル、レソトのマセル、スワジランドのムババネ、ボツワナのボビルワ小管区、ナミビアのカプリビ地域、およびマリのクリコロ地区の治療センターとプログラムに1万3,400人を超える患者が参加しています。現在、5,700人以上の患者がARV療法を受け、7,700人以上がARV以外のサービスを受けています。

地域医療支援センターで利用できる地域社会支援サービスには、HIV/エイズに対する偏見を軽減してリスクのある人に検査を受けさせるための地域の意識向上活動、ボランティアによる自宅を拠点としたケアおよびサポート、相互支援を提供するために定期的に会議を開くボランティア支援グループ(HIV/エイズ患者を含むスタッフから構成されたグループを含む)、HIV/エイズ患者に一対一で支援と教育を提供する「バディ・システム」、食品の安全性と所得創出に関連した活動、伝統的な出産介助者・伝統的な指導者・教会指導者を対象に研修を行い、伝統的な治療担当者の意識を高めるためのプログラムなどが含まれます。

『セキュア・ザ・フューチャー』は、サハラ以南アフリカの女性と子供にまん延するHIV/エイズ危機の軽減を目的とした包括的な官民イニシアティブです。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とブリストル・マイヤーズスクイブ財団が1999年に開始したこのイニシアティブは、複数のアプローチを組み合わせたもので、HIV/エイズの感染者と患者のニーズが大きく、かつ、医療やその他の資源が不十分な地域でこの病気に対処する際に、大きな影響力を発揮しています。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、「より長く豊かな人生の実現」をミッションとする、医薬品と関連するヘルスケア製品を扱う世界企業です。

セキュア・ザ・フューチャーRの概要はこちらをご覧下さい

このプレス・リリースに関するお問合せ先:
〒163-1328
新宿区西新宿6-5-1 西新宿アイランドタワー
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コーポレイト/ビジネス・コミュニケーションズ部門  
電話:(03)5323-8314(部門代表)

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