2008年7月31日
全国の乳がん患者さんと夫202人を対象に実態調査を実施
望むことは「普通に接すること、接してくれたこと」
一方、夫の約5割以上は妻へのサポートの仕方に戸惑い

ブリストル・マイヤーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:マーク・W・ライト、以下、ブリストル・マイヤーズ)は、過去10年以内に乳がんの手術を受け、現在、転移・再発の治療を受けていない患者さん、および乳がん患者さんを配偶者に持つ夫の計202名(患者100名、夫102名、)を対象に、乳がんに関するインターネット調査を実施しました。本調査は、乳がん患者さんの病気や治療、生活に対して、患者さんご本人と、患者さんを配偶者に持つ夫の考え方の相違などを把握し、理解を深めるための一助になることを目的に行われました。

【主な調査結果】

乳がんと診断されてから、患者さん、夫共に「なるべく普通に接する」ことを望む、しかし具体的に「何をサポートすればいいかわからない」と戸惑う夫の姿も浮き彫りに

  • 35.4%の患者さんが、乳がんと診断されてから手術までの間、夫からのサポートで一番嬉しかったことは「なるべく普通に接する」と答え、また夫も28.7%が同様の回答を選びました。
  • しかし、患者さんに接する際に困ったことは何かとの質問に対して、47.1%の夫が「何をサポートすればいいかわからなかった」、34.3%が「どのように接したらよいかわからなかった」と回答し、接し方に不安を抱いていることが明らかになりました。
  • また、患者さんの16.0%が「もっと話を聞いてほしかった」、「不安な気持ちを理解してほしかった」と答え、精神的なサポートを希望する声が多く聞かれました。
乳がんであるとわかってから手術までの間、奥様に接する際に、ご主人が心掛けたもの調査
乳がんであるとわかってから手術までの間、奥様に接していて困ったことの調査

乳がんと診断された際、夫が真っ先に不安に思うのは命への影響、一方患者さんにとっては乳房が命と同じぐらい大切なことも明らかに

  • 患者さんが乳がんと診断された際、夫の77.5%は「命に影響があるのではないか」、39.2%が「乳房がなくなるのではないか」と回答したのに対し、患者さんの59.0%が「命に影響があるのではないか」、54.0%が「乳房がなくなるのではないか」と答え、患者さんにとっては命と乳房がほぼ同じぐらい大切であることが示されました。
  • また、病状以外の懸案事項としては、「家事」、「子供の世話」、「治療費の支出」が両者で高い回答率を示したのに加え、「夫の仕事への影響」、「妻が仕事を続けられるか」など、互いの仕事を気にかける姿勢も見られました。
奥様が乳がんであると知ったとき、病状や状態についてどのようなことを考えたか調査
奥様が乳がんであると知ったとき、病状の他にどのようなことを考えたか調査

術後、変形・失った乳房を気にしている夫は2割以下

  • 手術により変形あるいは失ってしまった乳房に関して、「今でも多少気になっている・気になっている」と回答した患者さんは52.0%だったのに対し、夫は17.6%に留まりました
手術によって変形あるいは失ってしまった乳房について調査

乳がん治療を通じて、互いへの思いやりが深まったと認識

  • 乳がんの告知や治療を通じて、32.4%の夫が「お互いよい意味で気を遣いあうようになった」、27.5%が「お互いにいたわりあうようになった」と回答しました。また患者さんも22.0%が「きずなが深まった」、17.0%が「お互いよい意味で気を遣いあうようになった」と答え、関係が深まったことを示す回答が多く見られました。
乳がんの告知から治療を受けた間を通じて、ご主人と奥様との関係は変わったか調査

【「よくわかる乳がん」サイトで、「夫による座談会」を公開】

本調査の結果を基にブリストル・マイヤーズでは、乳がん治療を受けた妻を持つ夫4人の座談会を開催し、夫の立場から、乳がん患者である妻が治療を受けている際の心境や、妻を支えるためのポイントなどを話し合っていただきました。この座談会の内容は、当社のウェブサイト「よくわかる乳がん」(http://www.bms.co.jp/nyugan/)で8月1日(金)から公開いたします。本サイトでは、乳がんの基礎知識のほか、心のケアや患者さんの体験談など、乳がん患者さんとそのご家族を支援するためのさまざまな情報を提供しています。

ブリストル・マイヤーズは、乳がん患者さんとそのご家族の方々に、病気や治療に対する不安や恐怖を少しでも減らし、心身共に安心して乳がん治療を受けていただくため、参考となる情報を提供してまいります。

乳がんに関する実態調査概要

調査方法 インターネット調査
調査対象 202人(内訳:乳がん患者さん100人、乳がん患者を配偶者に持つ夫102人)
共通条件 以下の3項目すべてに合致する乳がん患者さん、または乳がん患者を配偶者に持つ男性
1)過去6ヵ月~10年に乳がん手術を受けた
2)手術を受けた時点で、結婚または同居していた
3)現在、転移・再発の治療を受けていない
  • ※調査対象である患者さん、夫は別々に抽出したもので、「夫婦」であることを対象にしたものではありません。
  • ※本調査の詳細は、後日ブリストル・マイヤーズのウェブサイト「よくわかる乳がん」(http://www.bms.co.jp/nyugan/)で掲載されます。

乳がんについて

厚生労働省の統計調査によりますと、2007年の乳がんによる死亡者は1万人を超えており、がんにかかりやすい部位で乳房は女性の1位です。毎年40,000人が乳がんと診断され*1、特に40歳代後半から50歳代前半で罹患率の増加が目立っています*2

  • *1「財団法人がん研究振興財団 『がんの統計'07』」
  • *2国立がんセンター がん対策情報センターによる「最新がん統計(2007年)」

ブリストル・マイヤーズ株式会社について

ブリストル・マイヤーズ株式会社は、「より長く豊かな人生の実現」をミッションとする世界的なバイオ医薬品企業です。詳細については、www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>をご覧ください。

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