2009年7月31日
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
2009年度第2四半期、好調な業績を達成

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が7月23日に発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。

  • バイオ医薬品事業の堅調な販売により、広範囲にわたる売上高の成長を達成
  • 生産性変革イニシアティブの継続を通じ、売上総利益率が改善し業績が伸長
  • GAAPのEPSは前年同期比36%増、非GAAPのEPSは30%増
  • 2009年度のGAAPのEPS見通しを1.58ドル~1.68ドルに修正し、非GAAPのEPS見通しを1.95ドル~2.05ドルに上方修正。さらに、2007年度~2010年度の非GAAPのEPSの最低年平均成長率を15%と再確認
  • メダレックス社の戦略的買収を発表

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス)は7月23日に、2009年度第2四半期の売上と利益が伸長したことを報告しました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社CEOのジェームズ・M・コーネリアスは、次のように述べています。「2009年度第2四半期と上半期の業績が好調に推移したことは、強力な科学研究、すぐれた業績、規律ある財務管理を通じて、当社がいかに急速に次世代のバイオファーマにおけるリーダーに変更しつつあるかを示しています。当社は引き続き成長へのコミットメントを順調に実現しています。第2四半期にABILIFY®(一般名:アリピプラゾール)に関する大塚製薬との提携を延長したことで、2013年までの見通しが大幅に改善されることが予想されます。当社の業績と財務の健全性をもとに、今後も長期的成長の機会に投資することができます」。

「そのことは何よりもメダレックス社の買収に顕著に表れています。今回の買収は、当社がどれだけ順調に『真珠数珠繋ぎ』戦略を実行し、将来のパイプラインを構築しているかを示す新たな実例です。当社は生物製剤分野の能力を拡大し、がん研究の新開地を切り開く新しい技術を利用しています。メダレックス社の資産は、重大なアンメット・メディカル・ニーズのある2つの領域、免疫領域とがん領域で競争優位をもたらしてくれるでしょう」。

第2四半期の業績

  2009年度 2008年度 前年度比
純売上高 $5,384 $5,203 3%
継続事業からの純利益 $983 $722 36%
継続事業からの希薄化後EPS(GAAPベース) 0.49 0.36 36%
継続事業からの希薄化後EPS(非GAAPベース) 0.56 0.43 30%

第2四半期の業績

  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2009年度第2四半期に、前年同期から3%増(為替変動の影響を排除すると8%増)の54億ドルの純売上高を継続事業から記録しました。
  • 第2四半期の純売上高に対する売上総利益の割合は、前年同期の67.9%から72.9%に改善されました。この大部分は、2008年度の生産合理化のための費用、コスト改善、為替変動のプラス効果、有利な製品構成、価格上昇によるものです。
  • 第4四半期の純売上高に占める売上総利益の割合は、前年同期の66.1%から71.0%に改善しました。この大部分は、2007年度の生産合理化のための費用、コスト改善、有利な製品構成、価格上昇によるものです。
  • 第2四半期のマーケティング費・販売費・一般管理費は、一般管理費の減少を受けて、前年同期比8%減(為替変動の影響を排除すると2%減)の11億ドルとなりました。
  • 第2四半期の広告販促費は、前年同期比5%減(為替変動の影響を排除すると前年同期並み)の4億ドルとなりました。
  • 第2四半期の研究開発費は、前年同期並み(為替変動の影響を排除すると3%増)の8億2,900万ドルとなりました。
  • 第2四半期の継続事業からの利益に対する実効税率は、25.4%でした。
  • 第2四半期には、前年同期の7億2,200万ドル(希薄化後1株当たり0.36ドル)の純利益に対し、9億8,300万ドル(同0.49ドル)の純利益を上げました。
  • 非GAAPベースでは、前年同期の8億6,100万ドル(希薄化後1株当たり0.43ドル)の純利益に対し、11億900万ドル(同0.56ドル)の純利益を上げました。特定項目の概要は、「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」で説明しています。
  • 純キャッシュポジションは、2009年6月30日現在で2009年3月31日現在から3億ドル近く増加し、27億ドルとなりました。当社は、今期も、運転資本イニシアティブを引き続き大幅に進め、バランスシートの強化と財務柔軟性の維持に重点的に取り組みました。

事業別業績

バイオ医薬品事業

  • 2009年第2四半期のバイオ医薬品事業の純売上高は、前年同期比4%増(為替変動の影響を排除すると9%増)の47億ドルとなりました。バイオ医薬品事業部の米国純売上高は、前年同期比13%増の30億ドルとなりました。バイオ医薬品事業の米国外売上高は、9%減(為替変動の影響を排除すると4%増)の17億ドルでした。
    • 第2四半期売上高の増加は、PLAVIX®(一般名:クロピドグレル硫酸塩)(+11%)が全世界で引き続き成長したこと、ABILIFY®(+22%)が全世界で大幅な売上高増を達成したことなどによるものです。
    • 抗ウイルス剤ポートフォリオも、B型肝炎治療用のBARACLUDE®(バラクルード)(+32%)、HIV治療用のSUSTIVA®(一般名:エファビレンツ)フランチャイズ(+11%)とREYATAZ®(レイアタッツ)(+2%)に支えられ、全世界で引き続き成長しました。
    • ORENCIA®(一般名:アバタセプト)とSPRYCEL®(スプリセル)の売上高は、それぞれ前年同期比で40%と41%増加しました。
    • ERBITUX®(アービタックス)の売上高は2008年度第2四半期比12%減でした。
  • バイオ医薬品事業は、前年同期比410ベーシスポイント増の売上総利益を達成しました。この増加は主に、生産性変革イニシアティブ、為替変動のプラス効果、製品構成などに関連するコスト削減によるものです。
  • 2009年度第2四半期のバイオ医薬品事業の利益は、前年同期比46%増の12億ドルとなりました。この利益増加は、売上高の増加、売上総利益率の改善、生産性変革イニシアティブによるマーケティング費・販売費・一般管理費の減少によるものです。

ミードジョンソン・ニュートリション社

  • 2009年第2四半期のミードジョンソン社の純売上高は、前年同期比1%増(為替変動の影響を排除すると5%増)の7億1,900万ドルとなりました。
  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ社がミードジョンソン社から得た利益は、主に2009年2月の新規株式公開に伴う影響(保有比率の17%減など)により、20%減の1億5,100万ドルとなりました。

第2四半期の製品とパイプラインの最新情報

心血管・代謝領域

  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は、6月25日、メトホルミン、チアゾリジンジオン、またはスルホニル尿素との併用療法としての2型糖尿病成人患者の治療薬として医薬品委員会(CHMP:Committee for Medicinal Products for Human Use)がsaxagliptinの販売承認申請について肯定的見解を示したことを発表しました。
  • 米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)がsaxagliptin に対する処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)の期限日を2009年4月30日から2009年7月30日に延期しました。
  • 米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)の年次学術会議で、以下の発表が行われました。
    • 42カ月間の第3相長期延長試験の中間解析により、コントロールが不十分な2型糖尿病患者において、メトホルミンにsaxagliptin を併用した場合、副作用のプロファイルが24週目の時点で観察される副作用と一致しており、この治療法で長期的な血糖改善が得られることが示されました。
    • dapagliflozinに関する12週間の試験により、高用量のインスリンと一般的な経口糖尿病薬の投与を受けているコントロールが不十分な2型糖尿病患者の血糖コントロールが改善することが示されました。

がん領域

  • アメリカ臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)の年次会議で、以下の発表が行われました。
    • 3件のipilimumab第2相試験の追跡延長で得られた生存率の最新結果により、進行性転移性黒色腫(メラノーマ)患者の2年生存率が30~42%に達したことが示されました。ipilimumabは、当社とメダレックス社によって開発が行われています。
    • 去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)における第2相試験の中間結果に基づき、SPRYCEL®にCRPCの治療薬としての可能性があることが示されました。現在、CRPCにおけるSPRYCEL®の第3相試験が進行中です。
    • 当社とエクセリクシス社は、最もありふれた侵攻性の強い脳腫瘍、多形性膠芽腫の前治療歴のある患者におけるXL184の第2相試験から得られた有望なデータを報告しました。
  • 5月、FDAは、Gleevecを含む前治療に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病(CML)成人患者の全段階における治療薬として、SPRYCEL®を完全承認しました。SPRYCEL®が最初に承認されたのは2006年です。
  • 7月20日、当社とパートナーのイーライリリー社は、FDAがヒト上皮細胞増殖因子受容体(EGFR)を発現した転移性結腸直腸がん(mCRC)患者の治療に関して、ERBITUX®の米国における処方情報の改訂を承認したことを発表しました。ラベル改訂には、コドン12または13にK-ras変異が見られる患者にはERBITUX®を推奨しないという修正が含まれます。mCRC患者のうち推定40%はK-ras変異を持っていますが、大部分(約60%)は野生型K-ras遺伝子を持っています。

免疫領域

  • 5月に開かれた米国移植学会議(ATC:American Transplant Congress)において、当社は、臓器移植に使用するために開発中の研究用共刺激阻害剤belataceptに関する2件の第3相試験の結果を発表しました。このデータは、belataceptが腎移植患者にとって有望な治療オプションであることを示唆しています。
  • 6月、欧州リウマチ学会(EULAR:European Congress of Rheumatology)で、メトトレキサートを用いても反応が十分に得られなかった慢性関節リウマチの成人患者の5年間および7年間の治療において、ORENCIA®が一貫した安全性と有効性を示したことを実証する2件の試験の結果が発表されました。

戦略面での最新情報

6月22日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とメダレックス社は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社によるメダレックス社の買収を規定した最終的な合併契約を締結したことを発表しました。この買収により、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、生物製剤分野の長期的なリーダーとなり、有望な第3相化合物であるipilimumabの完全な権利を得て、がんおよび免疫領域におけるパイプラインを大幅に拡大し、新規抗体創薬技術を活用できるようになります。

4月6日、当社は、当社は大塚製薬株式会社と、ABILIFY®の米国における開発と販売に関する両社の長期提携を、現在予定されている2012年11月末から、特許権が満了する2015年4月まで延長することを発表しました。これにより、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は2014年以降の長期的成長目標に向けた取り組みの焦点を修正し、将来に向けた財務柔軟性を維持しつつ当社の全般的な財務安定性を高めることができます。この提携は当社の神経科学領域における新製品開発に向けての橋渡し役となることが期待されています。

将来予測等に関する記述

本ニュースリリースは、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の財務状況、営業実績、市場における位置づけ、製品開発、事業戦略に関する目標、計画に関する記述について、1995年私募証券訴訟改革法の趣旨の範疇に含まれる一定の将来予測に関する記述を含んでいます。当該記述は、「期待」、「予測」、「推定」、「予想」、「提案」、「指針」、「予定」、「計画」、「見込み」およびその他将来の営業または財務業績に関連する同様の単語・用語を用いているという事実により識別することができます。そうした将来予測に関する記述は現在の予想に基づくものであり、遅延、転換、変更を来たし、実際の成果・業績を現在の予想と大きく異なるものとする数々の要因をはじめとして、内在的リスクと不確実性を伴います。そうした要因には、市場要因(金融市場と資本市場の不確実性や、これらの市場の悪化によって、将来的に当社の投資ポートフォリオに減損が生じる可能性を含む)、競争力のある製品開発・承認、価格統制と圧力(管理医療グループおよび機関・政府系購入者による規則や実務の変更を含む)、金利や為替レートの変動などの経済的条件、メディケア、メディケード、医療改革に関連する司法判断および政府の法律・規制、薬事上のリベート・払い戻し、インライン製品と製品候補の安全性および有効性に関して生じうる主張と懸念、卸売業者の在庫レベルの変化、第三者から提供されるデータの変動、納税義務を含む国内外の経営に影響を及ぼす政府の規制と法令の変更および解釈、製品開発・製造・販売における困難と遅延、PLAVIX®特許訴訟においてアポテックス社が地方裁判所の決定に控訴して勝訴するかどうかを含む特許上の立場および訴訟の最終結果が含まれます。これらの要因には、生産性変革イニシアティブを含む戦略プランを当社が順調に実施する可能性、特定製品の特許やデータ保護の満了(EUにおけるPLAVIX®のデータ保護の満了を含む)、政府による調査の影響と結果も含まれます。パイプライン製品に関しては、今後の臨床試験が今回のリリースに記載するデータを裏付ける、もしくは当該製品が必要な規制上の承認を受ける、あるいは商業的に確実に成功するという保証はできません。また、規制上の承認を(予定の期限までに)申請する、あるいは契約上のマイルストーンが達成されるという保証もできません。これらやその他のリスクと不確実性に関する詳細および検討については、当期報告書(Form 8-K)、四半期報告書(Form 10-Q)、年次報告書(Form 10-K)など、当社が証券取引委員会に提示および提出した定期報告書をご参照ください。当社は、新たな知見、今後の出来事の結果を問わず、一切の将来予測に関する記述について、公に更新する義務を負うものではありません。

詳細につきましては、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のウェブサイト(www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>)に掲載しているオリジナルのプレスレリースをご参照ください。

同ニュースリリースに関するお問合せ先:
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