2010年5月17日
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社
第1四半期に堅調な売上と利益を達成

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が4月29日(米国現地時間)に発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。

  • PLAVIX®と抗ウイルス剤フランチャイズの業績により、売上高の2桁成長を達成
  • 売上と生産性の向上により、営業利益率も向上
  • 継続事業からのGAAPのEPSは前年同期比30%増、継続事業からの非GAAPのEPSは33%増
  • 2010年度のGAAPのEPS見通しは1.84ドル~1.94ドル、非GAAPのEPS見通しは2.10ドル~2.20ドル

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス)は4月29日、2010年度第1四半期に売上と利益の伸長を達成したことを報告しました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社次期CEOのランベルト・アンドレオッティは、次のように述べています。「売上と1株当たり利益(ESP)の2桁成長により、たいへん順調に1年のスタートを切ることができました。引き続き生産性向上を進めながら、売上の成長に最優先で取り組んでいきます」。

さらに、「米国の医療改革などの複雑さを増す事業環境の問題には、持続可能なパイプラインを通じてうまく対処できています。現在開発段階にある製品ポートフォリオは有望であり、その多くについて、今後数カ月間に主要な臨床データが発表される予定です」と付け加えました。

進行性転移性黒色腫(メラノーマ)の治療薬としてのipilimumabと、慢性骨髄性白血病(CML)の第一選択薬としてのSPRYCEL®(スプリセル)の第III相試験の結果が、米国臨床腫瘍学会(ASCO:American Society of Clinical Oncology)における発表を受理されました。2型糖尿病治療薬dapagliflozinの第III相試験の結果は、米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)の学術集会で発表される予定です。belataceptの新たなデータは、米国移植学会議(ATC:American Transplant Congress)で発表されます。

第1四半期

(EPSのデータ以外は100万ドル単位)

  2010年度 2009年度 前年度比
純売上高 $4,807 $4,322 11%
希薄化後普通株1株当たり純利益 0.43 0.32 34%
継続事業からの希薄化後EPS(GAAPベース) 0.43 0.33 30%
継続事業からの希薄化後EPS(非GAAPベース) 0.56 0.42 33%

第1四半期の業績

  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、2010年度第1四半期に、前年同期から11%増(為替変動の影響を排除すると8%増)の48億ドルの純売上高を記録しました。医療改革により、第1四半期の純売上高に1%のマイナスの影響が生じました。
  • 第1四半期の米国純売上高は、前年同期比11%増の31億ドルとなりました。米国外純売上高は、11%増(為替変動の影響を排除すると3%増)の17億ドルでした。
  • 第1四半期の純売上高に対する売上総利益の割合は、前年同期の73%に対し、72.8%となりました。
  • 第1四半期のマーケティング費・販売費・一般管理費は、前年同期並み(為替変動の影響を排除すると3%減)の9億ドルとなりました。
  • 第1四半期の広告販促費は、前年同期比15%減(為替変動の影響を排除すると17%減)の2億1,200万ドルとなりました。
  • 第1四半期の研究開発費は、前年同期並み(為替変動の影響を排除すると1%減)の9億1,000万ドルとなりました。
  • 第1四半期の継続事業からの利益(税金控除前)に対する実効税率は、前年同期の23%に対し、24.2%となりました。
  • 第1四半期における継続事業からのGAAP(一般会計原則)の純利益は、前年同期の6億4,900万ドル(1株当たり0.33ドル)に対し、7億4,300万ドル(同0.43ドル)でした。
  • 非GAAPベースでは、第1四半期の継続事業からの純利益は、前年同期の8億2,900万ドル(1株当たり0.42ドル)に対し、9億6,700万ドル(同0.56ドル)でした。特定項目の概要は、「非GAAPに基づく財務情報の使用」セクション[英語版リリース参照]で説明しています。
  • 米国の医療改革の影響により、第1四半期の継続事業からのEPSがGAAPベース、非GAAPベースともに約0.03ドル減少しました。詳細は、「医療改革の影響」セクションで説明しています。

第1四半期の製品とパイプラインの最新情報

  • ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のグローバルの第1四半期売上高の伸長は、16%増を達成したPLAVIX®(一般名:クロピドグレル硫酸塩)によって牽引されました。B型肝炎治療薬のBARACLUDE®(バラクルード)(42%)、HIV治療薬のREYATAZ®(レイアタッツ)(16%)やSUSTIVA®(15%)などの抗ウイルス剤フランチャイズは、一貫して成長しました。ORENCIA®(一般名:アバタセプト)とSPRYCEL®の第1四半期売上高は、それぞれ前年同期比で36%と49%増加しました。
  • 3月、当社とサノフィ・アベンティス社は、黒枠警告を含むPLAVIX®の米国処方情報の改訂を発表しました。この黒枠警告は、活性代謝物の形成阻害につながる遺伝子多型を持つ患者さんにおけるPLAVIX®の効果低減に関するものです。公表された研究によると、低代謝群の患者さんの割合は人口の約3%と推定されます。
  • 3月、当社とサノフィ・アベンティス社は、すでにクロピドグレルとアセチルサリチル酸を使用している成人の患者さんにおけるアテローム血栓性イベントの予防用として、抗血小板剤配合錠のDUOPLAVIN®/DUOCOVER®(クロピドグレル75 mgとアセチルサリチル酸100 mgまたは75 mg)が欧州委員会に承認されたことを発表しました。
  • 2月、腎移植の患者さんにおける拒絶反応の予防に関するbelataceptの販売承認申請(MAA)が欧州医薬品審査庁(European Medicines Agency)に受け付けられました。
  • 3月、米国食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の心血管・腎臓用薬諮問委員会は、新規腎移植の患者さんにおける急性拒絶反応の予防薬として、共刺激阻害剤belataceptの承認を13対5で勧告しました。belataceptに対する処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)の期限日(FDAの決定が下される期日)は、2010年5月1日です。
  • 3月、当社とアストラゼネカ社は、成人に1日1回投与する2型糖尿病治療薬としてのsaxagliptinとメトホルミン塩酸塩徐放製剤の配合薬に関する新薬申請(NDA)の審査がFDAに受け付けられたことを発表しました。この併用療法に対するPDUFAの期限日は、2010年10月29日です。
  • 3月、当社とアストラゼネカ社は、「Saxagliptin Assessment of Vascular Outcomes Recorded in Patients with Diabetes Mellitus(SAVOR-TIMI 53)(saxagliptinに関して糖尿病の患者さんで記録された血管アウトカムの評価)」試験の開始を発表しました。この試験は、心血管リスク因子を持つ2型糖尿病の成人の患者さんにおけるsaxagliptinによる治療を評価する第IV相多施設共同無作為化プラセボ対照二重盲検試験です。この5年間にわたる試験では、心血管イベントの発症歴があるか、または複数の血管疾患リスク因子(腎障害など)を持つ2型糖尿病の患者さん約12,000人を追跡調査します。
  • 3月、股関節または膝関節置換術を受けた成人の患者さんの静脈血栓塞栓症(VTE)イベント予防に関して、apixabanの販売承認申請が欧州医薬品審査庁に受け付けられました。
  • 1月、欧州委員会は、少なくとも1剤の抗TNF剤を含む他の疾患修飾性抗リウマチ薬で効果不十分な6歳以上の小児の患者さんにおける中等度から重度の多関節型若年性特発性関節炎(JIA)の治療薬として、メトトレキサートとの併用によるORENCIA®を承認しました。
  • 4月、C型肝炎ウイルス(HCV)の治療薬として開発中のNS5A阻害剤BMS-790052に関する第IIa相試験の12週目のデータが欧州肝臓学会議(EASL:European Association for the Study of the Liver)で発表されました。このデータから、ペグインターフェロンアルファ2aとリバビリンの併用に加えてNS5A阻害剤を1日1回投与すると、ペグインターフェロンアルファ2aとリバビリンの併用だけの場合と比較して、未治療のHCV遺伝子型1型の被験者において、早期ウイルス学的著効(eRVR)の割合が高まることが明らかになりました。有害事象の発生率は、BMS-790052投与群とプラセボ群で同様でした。

事業の進展に関する最新情報

3月3日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とAllergan社は、神経因性疼痛に関して臨床開発中であり、まもなく第II相試験に入る経口低分子薬AGN-209323の開発・販売に関し、グローバル契約を締結したことを発表しました。

医療改革の影響

米国の医療改革の影響により、第1四半期の継続事業からのEPSがGAAPベース、非GAAPベースともに0.03ドル減少しました。メディケイドおよびメディケイドのマネジドケア組織に対するリベートの引き上げにより、1株当たり0.02ドルのマイナスの影響が生じました。また、一部の退職者医療費に対する税控除が廃止されたことにより、1株当たり0.01ドルの費用が一時的に発生しました。

340B薬価プログラムの拡大に伴う、一部のクリティカルアクセス病院、がん専門病院などの対象組織への割引等、新しい医療改革法の他の項目が実施され、2010年度は財務に一層のマイナスの影響が生じると当社は予測しています。また2011年より、当社は、「ドーナツ・ホール」とも呼ばれるメディケア・パートDの保険ギャップに該当する患者さんに対し、ブランド医薬品を50%割引で提供します。さらに、メディケア、メディケイド、退役軍人省、国防総省、トライケア(アメリカ国防厚生管理本部)などの特定の政府プログラムに対する前年度のブランド医薬品売上高の市場シェアの配分に基づき、税控除対象とならない年次費用を連邦政府に支払います。

医療保険加入者数の増加が見込まれるため、純売上高にプラスの影響が生じる見通しですが、これは早くても2014年になると見られています。

2010年度の財務見通し

1月、当社は、2010年度のGAAPのEPS見通しを1.94~2.04ドル、米国の医療改革の影響を明示的に排除した非GAAPのEPS見通しを2.15~2.25ドルと発表しました。当社は現時点で、医療改革がGAAPと非GAAPのEPSに及ぼすマイナスの影響を0.12ドル程度と見積もっており、基幹事業の強みと当社が講じる緩和措置によって、医療改革の影響がある程度埋め合わせられると予測されることから、2010年度の非GAAPのEPS見通しを0.05ドル修正して2.10ドル~2.20ドルとしています。また、医療改革の影響に加え、生産合理化のための費用増加とライセンス契約を反映し、2010年度のGAAPのEPS見通しを1.84ドル~1.94ドルに修正しています。

2010年度の見通しの主な前提条件には、1桁台半ばの売上成長率、前年度並みの売上総利益率、広告販促費の1桁台後半の減少、前年度並みのマーケティング費・販売費・一般管理費、研究開発費の1桁台半ばから後半の増加、23%~24%の実効税率などがあります。2010年度の財務見通しでは、将来の潜在的な戦略的取引や、特定し定量化されていない項目の影響を排除しています。

将来予測等に関する記述

本ニュースリリースは、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の財務状況、営業実績、市場における位置づけ、製品開発、事業戦略に関する目標、計画、予測に関連する記述について、1995年私募証券訴訟改革法の趣旨の範疇に含まれる一定の将来予測に関する記述を含んでいます。当該記述は、「期待」、「予測」、「推定」、「予想」、「提案」、「指針」、「予定」、「計画」、「見込み」および同様の単語または用語を使い、将来の営業または財務業績に関連し表記しているという事実により識別することができます。そうした将来予測に関する記述は現在の予想に基づくものであり、遅延、転換または変更を来たす内在的リスクと不確実性を伴っており、実際の成果または業績が現在の予想と大きく異なる結果となる可能性があります。こうした要因には、市場要因、競争力のある製品開発および承認、価格統制と圧力(管理医療グループならびに機関および政府系購入者による規則や実務の変更を含みます)、金利や為替レートの変動などの経済的条件、メディケア、メディケイドおよび医療改革に関連する司法判断および政府の法令規制、薬事上のリベートおよび保険償還、販売製品と製品候補の安全性および有効性に関して生じうる主張および懸念、卸売業者の在庫レベルの変化、第三者から提供されるデータの変動、納税義務を含む国内外の経営に影響を及ぼす政府の規制および法案の変更および解釈、製品開発、製造および販売における困難および遅延、特許上の立場および訴訟の最終結果、が含まれます。これらの要因には、『真珠数珠繋ぎ』戦略や生産性変革イニシアティブを含む戦略プランを当社が順調に実施する可能性、特定製品の特許やデータ保護の満了、政府による調査の影響と結果も含まれます。パイプライン製品に関しては、今後の臨床試験が今回のリリースに記載するデータを裏付け、当該製品が必要な規制上の承認を受け、または商業的に成功するという保証はできません。また、規制上の承認を申請し、その申請を予定の期限までに行い、または契約上のマイルストーンが達成されるという保証もできません。これらやその他のリスクと不確実性に関する詳細および検討については、当期報告書(Form 8-K)、四半期報告書(Form 10-Q)、年次報告書(Form 10-K)など、当社が証券取引委員会に提示または提出した定期報告書をご参照ください。当社は、新たな知見、今後の出来事の結果を問わず、一切の将来予測等に関する記述について、公に更新する義務を負うものではありません。

詳細(「非GAAP(一般会計原則)に基づく財務情報の使用」を含みます)につきましては、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のウェブサイト(www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>)に掲載しているオリジナルのニュースリリースをご参照ください。

同ニュースリリースに関するお問合せ先:
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