2011年9月29日
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とAmbrx社
糖尿病と心不全における新規生物学的製剤プログラムに関する提携を発表

本資料は米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が、9月22日(米国現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。内容とその解釈については原文である英文が優先します。

ニュージャージー州プリンストンおよびカリフォルニア州ラホーヤ-ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ランベルト・アンドレオッティ)とAmbrx社は本日、2型糖尿病の治療薬候補である線維芽細胞増殖因子21(FGF-21)タンパク、および心不全の治療薬候補であるリラキシンホルモンに関して、Ambrx社が開発している生物学的製剤を全世界で研究、開発および商業化する独占的権利をブリストル・マイヤーズ スクイブが取得する提携を発表しました。FGF-21の誘導体およびリラキシンは、治療薬として研究するための強化版を作り出すため、天然タンパクを一般的な20種類以外のアミノ酸ビルディングブロックまでも用いて組み換えるというAmbrx社独自のReCODE™プラットフォーム技術を使用して開発されました。

契約条件に基づき、ブリストル・マイヤーズ スクイブは、Ambrx社に2,400万ドルの一時金を支払います。さらに、ブリストル・マイヤーズ スクイブは、両プログラムの世界的売上高に対するマイルストーンペイメントとロイヤリティも支払います。ブリストル・マイヤーズ スクイブとAmbrx社は、両プログラムについて共同研究も実施します。

FGF-21は天然に存在するタンパクで、効果的な代謝調節因子として特徴づけられており、前臨床研究では血糖値を低下、良性コレステロール値を上昇させ、体重減少を促進することが明らかになっています。このプログラムのリード化合物であるARX618(PEG-FGF-21)は、前臨床開発の最終段階に入っています。

リラキシンは天然に存在するホルモンで、妊娠および出産時に作用することが確認されています。前臨床研究から、リラキシンは心機能を改善することにより心不全の治療に役立つ可能性が示唆されています。このプログラムは現在、前臨床開発段階にあります。

ブリストル・マイヤーズ スクイブの研究部門シニア・バイスプレジデントを務めるフランシス・カスは、次のように述べています。「ブリストル・マイヤーズ スクイブは、糖尿病と心血管疾患の治療薬を発見・開発・提供してきた確固たる実績があります。当社は、真珠数珠繋ぎ戦略の一環として、社内の活動を補完する革新的なプログラムや能力を有する企業との関係を構築することを目指しています。このたび、両治療領域において、独自のReCODE技術を使用し、厳密に遺伝子を組換えた研究用生物学的製剤を作り出したAmbrx社と協力することになり、嬉しく思います。両社の専門技術を組み合わせることにより、革新的な医薬品を患者さんに届ける絶好の機会がもたらされます。」

Ambrx社最高業務責任者(CBO)のサイモン・アレンは、「これらのプログラムは前臨床研究で大きな可能性が明らかになっており、当社は、その開発の継続を適切にリードするために、必要な専門能力をブリストル・マイヤーズ スクイブが持っていると、信じています。このパートナーシップから得られる収益を用いて、有望な抗体薬物複合体プログラムを含む社内パイプラインを引き続き成長させていきます」と述べています。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、深刻な病気を持つ患者さんを助けるための革新的な医薬品を発見、開発し、提供することを使命とする世界的なバイオファーマ企業です。詳細については、www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>、またはツイッター(http://twitter.com/bmsnews)をご覧ください。

Ambrx社について

Ambrx社は、臨床開発段階のバイオ医薬品企業であり、幅広い生物製剤プラットフォームを用いて、抗体薬物複合体や薬理学的特性を改善したタンパク質などの一流の治療薬を生み出しています。同社は、ファイザー社やメルク社とのパートナーシップを通じて、同社の生物製剤プラットフォームを実証しています。Ambrx社は、有効性と安全性を最適化し、さまざまな治療領域に活用しやすい充実した製品候補のポートフォリオを進展させています。詳細については、www.ambrx.comをご覧ください。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の将来予測等に関する記述

本ニュースリリースは、医薬品の研究、開発、および販売について、1995年私募証券訴訟改革法で定義されるところの将来予測に関する記述を含んでいます。そうした将来予測に関する記述は現在の予想に基づくものであり、遅延、転換または変更を来たす要因を含む内在的リスクと不確実性を伴っており、実際の成果または業績が現在の予想と大きく異なる結果となる可能性があります。将来予測に関するいかなる記述も保証されるものではありません。たとえば、本リリースで説明した化合物が初期開発段階から全面的な製品開発段階へ移行する、この化合物の臨床試験が規制当局への申請の裏づけとなる、あるいは、これらの化合物が規制当局の承認を受ける、また商業的に確実に成功するという保証はありません。本ニュースリリースの将来予測に関する記述は、ブリストル・マイヤーズスクイブ社の事業に影響を与える多くの不確定要素、特にブリストル・マイヤーズ スクイブ社の2010年12月31日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)にリスク要因として記されている不確定要素と共に評価されるべきです。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、新たな知見、今後の出来事等に因るか否かを問わず、一切の将来予測等に関する記述について、公に更新する義務を負うものではありません。