2013年12月3日
アストラゼネカと小野薬品は、2型糖尿病治療薬dapagliflozinについてのコ・プロモーション契約を締結
~アストラゼネカがブリストル・マイヤーズ スクイブからdapagliflozinの日本での独占的な権利を取得~

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、小野薬品)は、1日1回経口投与の2型糖尿病治療薬として申請中のdapagliflozin(一般名)に関して、日本におけるコ・プロモーション契約を締結したことをお知らせします。アストラゼネカは本契約と同時に、承認取得後のdapagliflozinを日本国内でアストラゼネカが商業化する独占的な権利をブリストル・マイヤーズ スクイブから取得します。

本契約にもとづき、小野薬品は契約一時金を支払うとともに、その後、上市時および売上に応じたマイルストンを支払います。一時金はアストラゼネカとブリストル・マイヤーズ スクイブで分配されます。ブリストル・マイヤーズ スクイブとアストラゼネカはdapagliflozinの供給を担当し、小野薬品は流通・販売を担当します。アストラゼネカ株式会社および小野薬品は日本においてdapagliflozinの共同販促を行います。

ブリストル・マイヤーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ダビデ・ピラス)はdapagliflozinの製造販売承認申請を日本で2013年3月に厚生労働省に提出しています。

Dapagliflozinは、腎尿細管でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体2(sodium-glucose cotransporter 2: SGLT-2)に対する選択的かつ可逆的な阻害剤であり、血液中の過剰なグルコースを尿と共に体外へ排出させ、血糖を低下させる薬剤です。本剤は、インスリンを介さずに空腹時血糖および食後の高血糖を改善します。本剤は2型糖尿病治療薬として承認された世界で最初のSGLT-2阻害剤です。また、 dapagliflozin(海外での製品名:FORXIGA®)はEUにおいて、成人2型糖尿病の適応症で、2012年11月に承認されました。現在までに37カ国(2013年11月末現在)で2型糖尿病治療薬として承認されています。

アストラゼネカ株式会社の代表取締役社長であるガブリエル・ベルチは「アストラゼネカは患者さんの人生に影響を与える医薬品を常に世に送り出してきました。今回のコ・プロモーション契約により、糖尿病が強く疑われると推定される約900万人*1の日本の患者さんの福音となる可能性が高まります。小野薬品は国内でトップクラスの営業販売組織をもつ企業であり、共に患者さんにこの薬剤をお届けすることを加速してくれると信じています。私たちの重点領域のひとつである糖尿病領域への注力をより確実なものにしてくれるでしょう」と述べています。

  • *1:平成19年国民健康・栄養調査によると、国内で糖尿病が強く疑われる人は約890万人と推定されています。

ブリストル・マイヤーズ株式会社の代表取締役社長であるダビデ・ピラスは「日本でのアストラゼネカとのコラボレーションに小野薬品が加わることを歓迎しますし、アストラゼネカと共にグローバルでのdapagliflozinの事業で成功を収めたように、小野薬品との連携で日本でも成功するものと確信しています」と述べています。

小野薬品の代表取締役社長である相良 暁は「今回の契約により、画期的な新薬であるSGLT-2阻害剤「dapagliflozin」を、当社が重要な戦略領域と位置付けている糖尿病領域のポートフォリオに加えることができたことを大変嬉しく思っています。上市後は、この素晴らしい治療薬を一人でも多くの患者さんにお届けできることを願っています」と述べています。

本契約の財務条件は開示されていません。

ブリストル・マイヤーズ スクイブについて

ブリストル・マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を持つ患者さんを助けるための革新的な医薬品を発見、開発し、提供することをミッションとする世界的なバイオファーマ企業です。詳細については、www.bms.com<米国本社のウェブサイト(英語)>、またはツイッター(http://twitter.com/bmsnews)をご覧ください。

小野薬品工業株式会社について

小野薬品工業株式会社は、日本の大阪市に本社を置き、特定領域における革新的な医薬品の創製に取り組む研究開発型の製薬企業です。詳細については、www.ono.co.jpにてご覧ください。

アストラゼネカについて

アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comにてご覧ください。
日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.co.jpにてご覧ください。