
オレンシアは、免疫が誤って自分の身体を攻撃しないよう、免疫をつかさどるT(ティー)リンパ球という細胞(T細胞)のはたらきを抑えます。T細胞のはたらきが抑えられると、関節の痛みや腫れを引き起こすサイトカインというタンパク質が過剰に作られなくなり、関節の痛みや腫れが和らげられます。
ただし、オレンシアはすべての関節リウマチの患者さんに効果がみられるわけではありません(オレンシアの効果については、こちらをご覧ください)。






【T細胞(てぃーさいぼう)】
Tリンパ球とも呼ばれます。細菌やウイルスなどの病原体が身体に侵入した際、これらを攻撃するのが免疫のはたらきですが、T 細胞は免疫をコントロールする、いわば司令官のような役割を果たしています。

【マクロファージ】
身体に入ってきた病原体を食べたり、サイトカインを出して攻撃する細胞。関節リウマチでは、マクロファージから炎症を引き起こすサイトカインが必要以上につくりだされることが知られています。

【B細胞(びーさいぼう)】
免疫を担う細胞の一種で、サイトカインや抗体をつくりだして病原体を攻撃するはたらきをもっています。

【抗原提示細胞】
細菌やウイルスなどの病原体(抗原)が身体に侵入した際、それらをT細胞に伝える役割をもつ細胞。関節リウマチでは抗原提示細胞からT細胞に対して誤った情報が伝えられ、T細胞が自分自身の身体を攻撃するような命令を出すものと考えられています。

【サイトカイン】
さまざまな細胞がつくりだすタンパク質。関節リウマチでは、炎症を引き起こしたり、関節を破壊したりする作用をもつサイトカインが過剰につくりだされています。