1.急性リンパ性白血病(ALL)とは

白血病は「血液のがん」と呼ばれます。白血球のもととなる細胞ががん化し、その結果、がん化した白血球(白血病細胞)が、血液細胞を作る場である骨髄や、血液中に無制限に増加して、正常な血液を作ることができなくなる病気です。白血病は、急性と慢性に、また、骨髄性とリンパ性に分類されます。
ALLでは、骨髄の中で、幼若なリンパ球(リンパ芽球)が無秩序に増殖し、急速に進行します。

ALLは慢性骨髄性白血病(CML)と同様にフィラデルフィア(Ph)染色体と呼ばれる突然変異した染色体をもっているタイプが、成人では約20〜30%存在します。

  • 【参考文献】
  • 飛内賢正 監:血液のガン 悪性リンパ腫と白血病 (健康ライブラリーイラスト版),講談社,2005.
  • 大野竜三,宮脇修一 編:みんなに役立つ白血病の基礎と臨床,医薬ジャーナル社,2004.
  • 日野原重明,井村裕夫 監:看護のための最新医学講座9 血液・造血器疾患,第2版,中山書店,2006.
  • 金倉譲 監:血液診療エキスパート 白血病,中外医学社,2009.

わからないことや気になることがある場合は、医師や看護師、薬剤師に相談しましょう。

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