2017年2月28日
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社、国際がん免疫療法ネットワーク(II-ON)を拡大
コロンビア大学メディカルセンターとピーター・マッカラムがんセンターが新たに加わる

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社

  • ※本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が2017年2月27日(米国現地時間)に発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。
  • 2012年の立ち上げ以来、II-ONには250人を超える研究者が参加し、20種類のがん腫を対象に、12件の臨床試験を含む150件以上の研究プロジェクトを実施してきました。
  • 国際的な取り組みに、現在では15の主要な研究機関が参加しています。

(ニュージャージー州プリンストン、2017年2月27日)-ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(NYSE:BMY/本社:米国ニューヨーク/CEO:ジョバンニ・カフォリオ)は、本日、患者さんの転帰改善に向けてがん免疫療法(I-O)の科学とトランスレーショナルメディシンを進歩させることを目的とした、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と研究機関によるグローバルなピアツーピアの共同研究プロジェクト「国際がん免疫療法ネットワーク(International Immuno-Oncology Network: II-ON)」に、コロンビア大学メディカルセンターとピーター・マッカラムがんセンター(Peter Mac)が加わったことを発表しました。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が2012年に立ち上げたII-ONは、がん免疫療法の科学的理解を深めることを目的とした産学共同ネットワークの先駆けの1つで、当初の10施設から15施設へと拡大し、250人を超える研究者が20種類のがん腫を対象に150件以上のプロジェクトに取り組んでいます。II-ONは、新しいがん免疫療法薬の開発につながる最先端のがん免疫療法データを生み出し、論文として発表され、さまざまなバイオマーカーやターゲットの特定および検証に関する初期研究結果をもたらしました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社Oncology Biology Discovery部門責任者のNils Lonbergは、次のように述べています。「ブリストル・マイヤーズ スクイブは、長年、がん研究の未来は科学とパートナーシップへの投資にかかっていると考えてきました。II-ONの設立は、がん研究の世界的なリーダーによるピアツーピアの共同研究に合理的なフレームワークを提供し、がん免疫療法の科学および創薬においてイノベーションを促進することを目的としています。過去5年でII-ONから得られた重要な発見は、当社の強固な初期がん免疫療法パイプラインに知見をもたらしてきただけでなく、この分野全体の進歩に貢献しました。私たちは、コロンビア大学メディカルセンターおよびピーター・マッカラムがんセンターと協力できることを誇らしく思います。II-ON全体で先駆的な研究をリードし、がん免疫療法の背景にある科学の集合知を向上させていきます。」

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、II-ONを通じた世界の主要ながん研究機関との連携により、革新的ながん免疫療法の科学を生み出し、生物学に基づく試験を開始し、最先端技術を追求することで、研究結果を臨床試験や、最終的には実用化につなげることを目指しています。

コロンビア大学メディカルセンター内科教授であり、ニューヨークプレスビテリアン病院/コロンビア大学メディカルセンターのハーバート・アーヴィング総合がんセンター泌尿生殖器腫瘍科部長兼臨床研究科副部長であるCharles G. Drake(M.D.、PhD)は、次のように述べています。「がん免疫療法の研究は、がんの治療法に変革をもたらしました。II-ONは、がん免疫療法に関する根本的な科学的課題に向き合う上で、研究者たちと連携し、より効率的かつ迅速に研究を進める大きな機会を提供してくれます。」

オーストラリア・メルボルンにあるピーター・マッカラムがんセンターのがん研究部門統括部長兼がん免疫プログラム責任者のJoe Trapani教授は、次のように述べています。「II-ONの集合知と研究能力は、がん患者さんの転帰を変える画期的なデータを生み出す可能性を秘めていると確信しています。」

II-ONの成功を機に、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、グローバル・エキスパート・センター・イニシアチブ(Global Expert Centers Initiative: GECI)、がん免疫療法統合コミュニティ・オンコロジー・ネットワーク(Immuno-Oncology Integrated Community Oncology Network: IO-ICON)など、世界中の学術パートナーと複数の共同研究モデルを立ち上げています。Nils Lonbergは、「私たちは、画一的な研究アプローチではイノベーションは生まれないと考えています。それぞれの研究機関の特徴に合わせた共同研究により、研究能力が向上し、患者さんの生活を一変させる可能性のある結果を生み出す集合的能力が強化されます」と述べています。

国際がん免疫療法ネットワーク(II-ON)について

2012年に設立されたII-ONは、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社と研究機関によるグローバルなピアツーピアの共同研究プロジェクトであり、一連の前臨床研究、トランスレーショナル研究、生物学的研究を通じて、がん免疫療法(I-O)の科学を発展させています。共同研究では、免疫療法に対する耐性のメカニズムを理解する、免疫療法が奏効する可能性のある患者群を特定する、相補的な作用機序によって抗腫瘍効果を増強する新たな併用療法を探索する、という3本の柱を科学的基盤としています。II-ONは、新たな治療選択肢の実用化を目指し、科学的研究結果に基づく創薬および開発を促進します。

現在、II-ONはブリストル・マイヤーズ スクイブ社に加えて、以下の15の主要ながん研究機関で構成されています。Clinica Universidad Navarra、ダナファーバーがん研究所、The Earle A. Chiles Research Institute(Providence Health & Services)、ギュスターヴ・ルシー研究所、Istituto Nazionale per lo Studio e la Cura dei Tumori “Fondazione G. Pascale”、ジョンズ・ホプキンス大学キンメルがんセンター、メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター、国立がん研究センター(日本)、オランダがん研究所、ロイヤル・マーズデンNHS財団トラストおよびがん研究所、ロンドン大学、シカゴ大学、Westdeutsches Tumorzentrum Universitätsklinikum Essen、そしてこの度、コロンビア大学メディカルセンターとピーター・マッカラムがんセンターが加わりました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社:がん免疫の科学とイノベーションの最前線

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、患者さんを全ての活動の中心に据えています。当社は、がん治療の未来に関し、治療困難ながん腫における生存期間を延長し、がん患者さんの生活の質を向上する革新的ながん免疫療法薬の研究開発に焦点を置いたビジョンを持っています。

当社は、がん免疫の科学をリードしており、転移性悪性黒色腫を適応として初めて承認された2つのがん免疫療法薬の併用療法を含め、研究中および承認済みのがん免疫療法薬からなる広範囲に及ぶポートフォリオを有しています。また、臨床開発プログラムにおいては、20以上のがん腫にわたる幅広い患者集団を対象に、様々な免疫系経路を標的とする11種類の分子について臨床研究を進めています。当社は、深い専門知識と革新的な臨床試験デザインによって、複数のがん腫にわたり併用療法の科学を進歩させ、がん免疫療法薬の併用療法の次なる波を一日も早く実現すべく取り組んでいます。また、免疫バイオマーカーの役割に対する理解を深め、がん免疫療法が奏効する患者さんを識別するための研究においても、最前線に立ち続けています。

がん免疫療法による治療をより多くの患者さんに提供するためには、社内のイノベーションだけでなく、この領域を率いる専門家との密接な協働が不可欠です。当社は、臨床現場での標準治療を上回る新たな治療選択肢を臨床現場に提供することを共通の目標として、学術界、政府、アドボカシー団体、バイオテクノロジー企業と提携しています。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルなバイオファーマ製薬企業です。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社に関する詳細については、BMS.comをご覧くださるか、LinkedInTwitterYouTubeおよびFacebookをご覧ください。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の将来予測等に関する記述

本プレスリリースは、医薬品の研究、開発および商業化について、1995年民間有価証券訴訟改正法の趣旨の範疇に含まれる「将来予測に関する記述」を含んでいます。そうした将来予測に関する記述は現在の予想に基づくものであり、遅延、転換または変更を来たす内在的リスクと不確実性を伴っており、実際の成果または業績が現在の予想と大きく異なる結果となる可能性があります。将来予測に関するいかなる記述も保証されるものではありません。本プレスリリースの将来予測に関する記述は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社の事業に影響を与える多くの不確定要素、特にブリストル・マイヤーズ スクイブ社の2015年12月31日に終了した事業年度通期報告書(Form 10-K)、四半期報告書(Form 10-Q)および当期報告書(Form 8-K)にリスク要因として記されている不確定要素と共に評価されるべきです。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、新たな知見、今後の出来事等に因るか否かを問わず、一切の将来予測等に関する記述について、公に更新する義務を負うものではありません。