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関節リウマチのおくすり オレンシア®について

オレンシアの副作用

オレンシアによる副作用には次のようなものがあります。

感染症

・オレンシアはTリンパ球のはたらきを抑えることによって関節リウマチの症状を抑えますが、Tリンパ球は細菌やウイルスに対する免疫による防御も担っているため、オレンシアの投与により、感染症にかかりやすくなる可能性があります。

・オレンシアによる治療を受けた患者さんで、鼻咽頭炎、気管支炎などの感染症の他、 敗血症(はいけつしょう、細菌が血液によって全身に運ばれる感染症)、肺炎、蜂巣炎(ほうそうえん、皮膚組織に生じる感染症の一種)など、重い感染症が報告されています。

初期症状

敗血症 ふるえる、寒気がする、熱がある、脱力する、錯乱する、嘔吐する、下痢をするなど
肺炎 痰を伴う咳が出る、熱がある、息切れする、胸が痛む、寒気がするなど
蜂巣炎 皮膚が赤くなる、押すと痛む、熱をもって腫れるなど

これらの症状がみられた場合は、直ちに主治医にご相談ください。

アレルギー反応

・アナフィラキシーと呼ばれる急激で強いアレルギー反応や、低血圧、じんましん、呼吸困難などの重いアレルギー症状があらわれることがあります。

・このようなアレルギー反応は、オレンシアの投与(点滴)を受けている間や、受けた後に起きる可能性があります。投与中やご帰宅後に気分が悪くなったり、息苦しさやかゆみなどを感じたら、すぐに主治医や看護師にお知らせください。

間質性(かんしつせい)肺炎(肺炎の一種)

・間質性肺炎があらわれることがあります。間質性肺炎では、階段を上ったり、少し無理をすると息切れがする・息苦しくなる、空咳(からせき)が出る、発熱する、などの症状がみられ、このような症状が急にあらわれたり、つづくことがあります。これらの症状がみられた場合は、直ちに主治医にご相談ください。

その他

・オレンシアとの関連性は明らかになっていませんが、オレンシアによる治療を受けた患者さんで、悪性腫瘍(がん)が起きたことが報告されています。ただし、オレンシアを投与しなかった関節リウマチの患者さんとのがんの発生率に差はありませんでした。また、これまでの調査では、オレンシアを長期間にわたって投与してもがんの発生率は増加しないことがわかっています。

次の病気にかかっている、もしくはかかったことのある方は、主治医にお申し出ください。

・感染症(敗血症、肺炎など)
・結核
・B型肝炎
・悪性腫瘍(がん)
・乾癬(かんせん)
・慢性閉塞性(へいそくせい)肺疾患(※)
・間質性肺炎

※肺気腫、慢性気管支炎、COPD(シーオーピーディー、慢性閉塞性肺疾患の略号)などの病名で診断されることがあります。

妊婦又は妊娠している可能性のある方は、主治医にお申し出ください。

オレンシアで治療をされている方は授乳をすることができません。
授乳中の方は、授乳を中止してください。

他の病院でオレンシアの投与を受けたことのある方は、主治医にお申し出ください。

出典:竹内 勤 先生(監修):オレンシア®による治療を受ける方へ. ブリストル・マイヤーズ スクイブ/小野薬品工業, 2015

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